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キンカメムシ(金椿象・金亀虫)は、カメムシ目カメムシ亜目のキンカメムシ科に属する昆虫の総称である。やや大型のカメムシ類である。熱帯系で、非常に派手な体色の種を含む。日本には数種あるが、主として熱帯を中心に多くの種がある。 == 特徴 == 外形は一般的なカメムシとさほど変わらず、三角形のとがった頭、横に張った前胸、後ろにすぼまる胴体、細い単純な形の触角と足を持つ。胴体には厚みがあり、やや背中が丸く盛り上がるものが多い。 特徴的なのは胴体の外見で、全体が一枚の甲に覆われて、羽根が無いように見える。これは、中胸から腹部の背面が背盾板に覆われているためである。一般的なカメムシ類では、左右の前羽根が胴体の前端の両端から伸びて背面を覆い、その前羽根の間の隙間を隠すように、前胸の後ろ、胴体の前端の両端から後方へすぼまる三角形の甲羅があり、これを背盾板というが、キンカメムシでは、これが背面全体を覆うように広がっていて、羽根はその下に隠されているのである。 地味な体色のものもあるが、赤や朱色など華やかなもの、あるいは金属光沢をもつものなど、非常に派手な体色のものがあり、人目を引き、昆虫採集家の関心を引く。ただし、多くは死ぬとその輝きが失われ、それなりに色は残るものの、生きている時とは比べ物にならないほどに色あせる。 なお、一般のカメムシ同様にやはり臭い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キンカメムシ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Scutelleridae 」があります。 スポンサード リンク
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