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キンダ型巡洋艦() または ''グロズヌイ級巡洋艦''(, )は、ソビエト連邦海軍・ロシア海軍が運用していたミサイル巡洋艦(RKR)の艦級に対して付与されたNATOコードネーム。ソ連海軍での正式名は58型ミサイル巡洋艦()であった〔〕。 ソ連海軍巡洋艦としては初めて対艦ミサイルを主兵装とし、また核兵器を搭載した水上戦闘艦でもあった。政府が大型水上戦闘艦の存在意義を疑問視していた時期であり、またソ連海軍の主任務が対水上戦から対潜戦に切り替わる移行期であったことから、1960年代半ばに4隻が建造されるに留まったが、続く1134型(クレスタ-I型)のベースとなるなど、技術的意義は非常に大きかった〔。 == 来歴 == 1956年12月、セルゲイ・ゴルシコフ海軍総司令官は「誘導ジェット兵器〔この場合の「誘導ジェット兵器」とは誘導ミサイルのこと。〕を備える駆逐艦の戦術・技術規則」を承認し、第35中央設計局にその設計を指示した。同設計局は、ニチキン主任設計官のもとで設計を進め、1958年3月には58型の技術案をまとめた。当初は12隻の建造が計画されたものの、当時のソビエト連邦の最高指導者であったニキータ・フルシチョフ共産党第一書記は、本型を実戦用の軍艦というよりは「外国を訪問する際に使用する、ソ連造艦技術の象徴」として捉えていたことから、建造数は4隻に制限された。なお、当初の艦種呼称は上記の通り「ジェット兵器搭載艦」であったが、巡洋艦を失うことを憂慮した海軍上層部への配慮から、1960年代に入ってから「ミサイル巡洋艦」とされている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キンダ型巡洋艦」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kynda-class cruiser 」があります。 スポンサード リンク
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