翻訳と辞書
Words near each other
・ キンダ級巡洋艦
・ キンチェシュ・ティボル
・ キンチェム
・ キンチェムパーク
・ キンチェムパーク競馬場
・ キンチェム競馬場
・ キンチク
・ キンチャク (お笑いコンビ)
・ キンチャクソウ
・ キンチャクダイ
キンチャクダイ科
・ キンチャクムシ亜目
・ キンチョウ
・ キンチョウ (植物)
・ キンチョウスタジアム
・ キンチョー
・ キンチョール
・ キンツィヒ川
・ キンツェム
・ キンテキ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

キンチャクダイ科 : ミニ英和和英辞書
キンチャクダイ科[きんちゃくだいか]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [か]
  1. (n,n-suf) department 2. section 

キンチャクダイ科 : ウィキペディア日本語版
キンチャクダイ科[きんちゃくだいか]

キンチャクダイ科Pomacanthidae)は、スズキ目スズキ亜目に所属する魚類の分類群の一つ。8属で構成され、タテジマキンチャクダイサザナミヤッコなどサンゴ礁に生息する熱帯魚を中心に82種が含まれる。
== 概要 ==

キンチャクダイ科は太平洋インド洋大西洋熱帯域に分布する海水魚のグループで、特に西部太平洋に住む仲間が多い。ほとんどは水深20mより浅い海で暮らし、深所にまで分布する種類はまれである。同じスズキ亜目のチョウチョウウオ科ベラ亜目の仲間と並び、サンゴ礁魚類の代表的存在として知られる〔『日本の海水魚』 pp.402-412〕。
鮮やかで美しい体色をもつ種類が多く、一般には「ヤッコの仲間」として親しまれる。体色は成長段階によって著しく変化し、稚魚と成魚ではまったく異なる色彩・斑紋を呈することがしばしばある。性別による体色の差も大きく、いわゆる性的二形を示す種類が多い。また、キンチャクダイ類の多くは雌性先熟型の雌雄同体で、すべての個体が当初は雌として成長し、ある程度大きくなると雄に性転換する。1匹あるいは複数の大型の雄によってハーレムが形成されるものとみられるが、繁殖行動については詳細が明らかになっていない種類が多い〔。
本科魚類はその美しい色彩から、水族館などで観賞魚として飼育されるほか、スクーバダイビングでの観察対象としても一般的な存在である。日本ではサザナミヤッコロクセンヤッコなどの中型種を食用として利用する。
キンチャクダイ類は「エンゼルフィッシュ Angelfish」の英名をもつが、日本語で「エンゼルフィッシュ」と言った場合はベラ亜目シクリッド科に属する淡水魚エンゼルフィッシュ(''Pterophyllum'' 属)を指すことが多い。英語ではシクリッド科のエンゼルフィッシュを「Freshwater angelfish」、キンチャクダイ類を「Marine angelfish」として区別する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「キンチャクダイ科」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.