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緊那羅(きんなら)は、インド神話に登場する音楽の神々(または精霊)である。仏教では護法善神の一尊で、天竜八部衆の一つである。漢訳は人非人・疑神。 サンスクリット語ではキンナラ()だが、タイ語・インドネシア語・英語などではキンナラ(Kinnara)で、日本でもカナで表す場合は主にキンナラである。 漢字ではあまり区別しないが、女性の緊那羅は、サンスクリット語でキンナリー ()、タイ語・インドネシア語・英語などでキンナリー〔草野巧 『幻想動物事典』 283頁〕、キンナリ (Kinnari、英語では Kinnaree とも)と呼ぶ。 ==伝承== 緊那羅は音楽の神で、特に歌が美しいといわれる。ヤクシャ(夜叉)と共にブラフマーの爪先から生まれ、カイラス山にあるクベーラの天界で、楽師として音楽を奏でているという〔。 キンナラ(男性の緊那羅)は、半人半馬であり、馬頭人身とも、人頭馬身ともいわれる〔。 キンナリーは美しい天女であり、ときおり地上に舞い降り、水浴びなどして遊んでいるという〔。タイなど東南アジアでは、キンナリーは半人半鳥で、下半身が鳥に似ている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「緊那羅」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kinnara 」があります。 スポンサード リンク
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