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キン肉アタル(キンにくアタル)は、ゆでたまごの漫画『キン肉マン』およびその続編『キン肉マンII世』に登場する架空の人物。 == 主な特徴 == 初登場は、キン肉星王位争奪編「ソルジャー登場の巻」。主人公キン肉マンことキン肉スグルの実兄で、キン肉王家の長男。 幼い頃に、両親のスパルタ教育に耐え切れなくなり家出したため、アタルの存在は両親のキン肉真弓夫妻と極一部の側近以外には隠匿され、弟のスグルにも知らされていなかった。しかし、スグルの闘いをずっと見守っており、正義超人たちの友情がただの馴れ合いになっていると感じたアタルは、彼らに活を入れるべく行動を開始。自らのマスクと引き換えに、倒したキン肉マンソルジャーに成りすまし、キン肉星王位争奪サバイバル・マッチで25年ぶりに姿を現した。 経験豊富な先輩超人として、キン肉マンはもちろん他の正義超人たちからも一目置かれる存在。馴れ合いではない真・友情パワーを提唱し、火事場のクソ力の原型ともいえる業火のクソ力(アニメでは元祖・火事場のクソ力)を持つ。 キン肉マンらに「茨の道を行け」と指導するが、自らはスーパーフェニックスとの1対1との対決の際、フェニックスの攻撃から死んだ仲間に救われるのを「私は幸せ者だ」と受け入れている一面もあった。 作者のゆでたまごは運命の5王子を考えていくうちにキン肉マンの仲間を引き込み、より王位継承にふさわしいキャラとしてデザインし、キャラクターが固まるまで時間がかかったという。しかし、その苦労もあり、描いているうちに次第に感情移入し、王位争奪編シリーズの中ではアタルたちの試合が一番思い入れが強かったと語る〔ゆでたまご「これがゆで流創作術!キン肉マン―運命の選択肢― 〜キン肉星王位争奪編〜」『キン肉マン キン肉星王位争奪戦 (3) 壮絶死闘!超人血盟軍編』集英社〈ジャンプリミックス ワイド版〉、2006年12月9日、ISBN 978-4-08-109314-4、310-311頁。〕。また連載中、敵役であるキン肉マンスーパー・フェニックスを遙かに凌ぐ人気に嬉しい反面、少し困ったとも語る〔 ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.30 キン肉マンソルジャー」『キン肉マン 第30巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870754-9、188-189頁。〕。 ゆでたまごは王位争奪編におけるキン肉マンチーム以外の試合を盛り上げるためにテコ入れとしてキン肉マンの兄を登場させようと決め、その正体を読者にバレないよう細心の注意を払って守り続けたと語っている〔ゆでたまご「第3章 ゆでたまごが選ぶ『キン肉マン』ベスト興業12」『ゆでたまごのリアル超人伝説』宝島社新書、2014年6月23日、ISBN 978-4-8002-2571-9、130-133頁。〕。 劇中ではキン肉マンソルジャー(ソルジャーマン)から奪ったマスクを着用しているため、アタル自身のマスクは不明。回想およびイメージシーンなどでは顔に陰がかかっている。 作中、アタルが牧師に扮し、強盗から身を挺して人質を救うシーンは映画『七人の侍』のオマージュ。作者によればアタルには『七人の侍』で志村喬が演じた島田勘兵衛のイメージを重ねているという〔「『キン肉マン』生誕29周年ビジュアルブック MUSCLE GALLERY〜筋肉画廊〜」66頁。〕。またこれらの場面も描いていて面白かったと語る〔TEAM MUSCLE編「全超人ファイル 021 キン肉アタル」『キン肉マン超人大全集』集英社インターナショナル、2004年7月31日、ISBN 978-4-7976-1003-1、50-51頁。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キン肉アタル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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