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ギムナシウム ( リダイレクト:ギュムナシオン ) : ウィキペディア日本語版 | ギュムナシオン
ギュムナシオン(、gymnasion)、ギムナシウム()は、古代ギリシアの公共の競技の選手が訓練する施設。同時に社交の場でもあった。ギリシア語の ''gymnos''(、ギュムノス、裸)に由来する。競技者は裸で競ったが、それは神を賛美しつつ、男性の肉体の美しさを鑑賞する意味もあった。ギュムナシオンやパライストラは、ヘーラクレースやヘルメースや(アテナイでは)テーセウスの庇護と愛顧の下にあるとされた〔パウサニアス、『ギリシア案内記』、4.32.1〕。 == 語源 == ''ギュムナシオン''は古代ギリシア語の名詞 ''gymnasion''()のカタカナ転写であり、ラテン語では' (ギムナシウム)となる。ギリシア語の形容詞 ''gymnos''(裸の、)に由来し、関連する動詞 ''gymnazein'' () は「身体を鍛える」という意味である。この動詞がこのような意味になっているのは、身体を鍛えるときに裸になったためである。そのため、ギュムナシオンという名詞は「裸になる場所」を意味すると同時に「身体を鍛える場所」を意味するようになった。歴史的には、ギュムナシオンはエクササイズにも、入浴にも、哲学者が哲学的論議をする場所にも供された。英語の ''gymnast'' は、1594年に使われた記録がある〔''Oxford English Dictionary''〕。これはギリシア語の ''gymnastēs'' に由来するが、ギリシア語では「トレーナー」を意味し「体操選手」は意味しない。パライストラ (''palaestra'') はギュムナシオンの一部で、レスリング、ボクシング、球技などが行われた場所である。 (ギムナシウム)となる。ギリシア語の形容詞 ''gymnos''(裸の、)に由来し、関連する動詞 ''gymnazein'' () は「身体を鍛える」という意味である。この動詞がこのような意味になっているのは、身体を鍛えるときに裸になったためである。そのため、ギュムナシオンという名詞は「裸になる場所」を意味すると同時に「身体を鍛える場所」を意味するようになった。歴史的には、ギュムナシオンはエクササイズにも、入浴にも、哲学者が哲学的論議をする場所にも供された。英語の ''gymnast'' は、1594年に使われた記録がある〔''Oxford English Dictionary''〕。これはギリシア語の ''gymnastēs'' に由来するが、ギリシア語では「トレーナー」を意味し「体操選手」は意味しない。パライストラ (''palaestra'') はギュムナシオンの一部で、レスリング、ボクシング、球技などが行われた場所である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ギュムナシオン」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gymnasium (ancient Greece) 」があります。
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