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ギムナジウム()は、ヨーロッパの中等教育機関。日米の「単線型」教育制度に対するヨーロッパの「複線型」教育制度のいわば根幹を成す存在ともされる。国によって微妙に名称が異なるが、本稿では一括してギムナジウムとする。 高等教育への進学準備を目指す過程であり、イギリスのグラマースクール、シックスフォームカレッジに相当する。日本でいう中高一貫教育に近い。 例外として、ポーランドにおけるギムナジウム(Gimnazja)は、13-16歳を対象とする3年過程であり義務教育に位置づけられる。 == 語源 == 古代ギリシアのギュムナシオン(gymnásion)は、若い男性が身体や知性を磨くための場所であった。体育がとかくその前面に出て強調されるため、屋内体操場などと訳される場合もある。そこでは、もっぱら全裸でトレーニングが行われたため、ギムナジオンという施設の名前は、「裸で体操をする」という意味の"gymnázesthai"から由来したという。その名残として「ギュムナズィウム」とも呼ばれる。 ドイツ語では、体育という言葉も同じ由来のGymnastikを今も使っている。日本のボクシング、レスリングなど体育練習場を指す「ジム」も、同じ由来である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ギムナジウム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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