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ギャラント様式 : ミニ英和和英辞書
ギャラント様式[ぎゃらんとようしき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ギャラ : [ぎゃら]
 【名詞】 1. (1) (abbr) guarantee 2. (2) fee paid to performing artists 3. (P), (n) (1) (abbr) guarantee/(2) fee paid to performing artists
ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
: [よう]
  1. (adj-na,n-adv,n) way 2. manner 3. kind 4. sort 5. appearance 6. like 7. such as 8. so as to 9. in order to 10. so that 1 1. yang 1
様式 : [ようしき]
 【名詞】 1. style 2. form 3. pattern 
: [しき]
  1. (n,n-suf) (1) equation 2. formula 3. expression 4. (2) ceremony 5. (3) style 

ギャラント様式 : ウィキペディア日本語版
ギャラント様式[ぎゃらんとようしき]

ギャラント様式(ギャラントようしき、仏、伊: galante)とは、1750年代から1770年代頃に流行した音楽様式。バロック音楽の複雑さから、古典派音楽の明晰さへと向かっていく中に登場した。
ギャラント様式は、多くの点でバロック様式のけばけばしさへの反発であり、バロック音楽にくらべると、より素朴で、ごてごてと飾り立てておらず、流麗な主旋律の重視に伴い、ホモフォニックテクスチュアと、楽節構造の軽減や和声法の抑制(トニカドミナントの殊更な強調)といった特徴がある。ギャラント様式は、フランス王国ロココ趣味に心酔したフリードリヒ大王の宮廷文化として花開いたため、プロイセンの宮廷楽士であるヨハン・ヨアヒム・クヴァンツカール・フィリップ・エマヌエル・バッハらがその主な担い手となった。しかし、先駆者としてゲオルク・フィリップ・テレマンの存在も無視することができない。
他の主要なギャラント趣味の作曲家として、ドイツヴィルヘルム・フリーデマン・バッハヨハン・ゴットリープ・グラウンカール・ハインリヒ・グラウンイングランドトマス・アーンウィリアム・ボイスジョン・スタンリーなどがあげられる。
ギャラント様式は、フランス王宮文化のロココ趣味を模範としたため、フランソワ・クープランジャン=フィリップ・ラモージャン=フェリ・ルベルらの影響を受けたが、当時のドイツの音楽界が「混合趣味」を標榜していたことから、イタリアのアントニオ・ヴィヴァルディバルダッサーレ・ガルッピジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニからも触発されている。
ギャラント様式は、同時期に振興した多感様式としばしば区別がつきにくく、ほとんど同義語にすらなっている。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ギャラント様式」の詳細全文を読む




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