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ギュスターヴ・ポントン・ダメクール : ミニ英和和英辞書
ギュスターヴ・ポントン・ダメクール[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ギュスターヴ・ポントン・ダメクール : ウィキペディア日本語版
ギュスターヴ・ポントン・ダメクール[ちょうおん]

ギュスターヴ・ポントン・ダメクール子爵(、1825年8月16日 パリ - 1888年)はフランスの古銭学者、考古学者。フランス古銭学会()の会長であり創立者である。メロヴィング朝の貨幣を専門に研究した
ナダール(写真家・飛行家)やジュール・ヴェルヌ(小説家)とは友人であった。何にでも手を出す性格で、数学、サンスクリット語、ギリシア語、ラテン語を学習した。またレジオン・ドヌール勲章保持者である。
ヘリコプターを意味するフランス語 /エリコプテール/ を発明したのは彼である〔Thierry Le Roy, « L'hélicoptère : une invention prometteuse au XIXe siècle. », dans Pour la Science (ISSN 0153-4092), Les génies de la science, n°31, mai-juillet 2007.〕。ポントン・ダメクールは、ギリシア語の helikos (螺旋、プロペラ)と pteron (翼)の2語を組み合わせてこの語を作った。この語の初出は1861年8月3日で、イギリスにおける特許申請書に書かれた。フランスにおける特許は1861年4月3日に提出され、1862年7月16日に特許番号49.077として認可された。彼はガブリエル・ド・ラ・ランデルと共同で、蒸気動力の模型ヘリコプターを製作した。そのボイラーはアルミニウムの史上最初の使用例の一つであった。おそらく、ジュール・ヴェルヌはダメクールの発明が詳説された1863年の冊子を読んでおり、彼が『征服者ロビュール』(1886年)に登場させたヘリコプターは、ある程度ダメクールの影響を受けている。
ナダールの写真(右図)が残る動力模型ヘリコプター (愛しのプロペラ号)はダメクールが開発したもので、蒸気機関により二重反転ローターを回した。実験は1863年5月21日に行なわれた。〔フィリップ・ド・ラ・コタルディエール他著『ジュール・ヴェルヌの世紀』(東洋書林、2009年)p.214〕
ポントン・ダメクールが市長を務めたセーヌ=エ=マルヌ県トリルポール(''Trilport'' )には、彼の記念碑が建てられている。
== 出典 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ギュスターヴ・ポントン・ダメクール」の詳細全文を読む




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