翻訳と辞書
Words near each other
・ ギリシア人
・ ギリシア人の一覧
・ ギリシア人の一覧 (時代順)
・ ギリシア共和国
・ ギリシア内戦
・ ギリシア劇場
・ ギリシア十二神
・ ギリシア十字
・ ギリシア十字架
・ ギリシア危機
ギリシア史
・ ギリシア哲学
・ ギリシア哲学者列伝
・ ギリシア喜劇
・ ギリシア国家情報庁
・ ギリシア小説
・ ギリシア帝国
・ ギリシア幾何学様式時代
・ ギリシア建築
・ ギリシア彫刻


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ギリシア史 : ウィキペディア日本語版
ギリシア史[ぎりしあし]

ギリシア史』あるいは『ヘレニカ』(、Helleniká)は、古代ギリシアの著述家クセノポンが著した歴史書である。原著は全7巻で、トゥキディデスの『戦史』を引き継いで、紀元前411年から紀元前362年までの約50年にわたるギリシアの各ポリスの動向を扱っている。
== 概要 ==
トゥキディデスの『戦史』は、27年間続いたペロポネソス戦争紀元前431年 - 紀元前404年)の全期間を記述するはずだった。しかし、理由は不明であるがトゥキディデスの筆は紀元前411年の記述で止まったため、未完となってしまった〔それ以降も彼は生き続けたので、断筆を死と直結させるのは危険である〕。
クセノポンはその後を受け継ぐ『ギリシア史』を著して、ペロポネソス戦争についての記述を完結するとともに、さらにその後の紀元前362年のマンティネイアの戦いまでの歴史を記述した。
『ギリシア史』はクセノポンがスパルタに身を寄せていたせいかその記述はスパルタに好意的であり、客観性に問題がないとは言えない。これはスパルタの敵対者への無視、軽視へも繋がっており、例えばレウクトラの戦いの記述では、勝利の立役者エパメイノンダスへの言及はなく、エパメイノンダスが『ギリシア史』に登場するのはそれよりもっと後である(詳しくは下記の訳書の「解説」を参照)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ギリシア史」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.