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『ギリシャ神話アドベンチャーゲーム』(ギリシャしんわアドベンチャーゲーム、英語:Cretan Chronicles)はイギリスのゲームブック。全3巻。著者はジョン・バターフィールド、デイビッド・ホニグマン、フィリップ・パーカー。 日本では社会思想社から刊行された。翻訳は喜多元子。 == 概要 == ギリシャ神話を題材とした作品。主人公はオリジナルの人物「アルテウス」で、テセウスの弟と設定されている。実在の神話では成功した冒険にテセウスが失敗したため、兄の衣鉢を継いでアルテウスが旅立つことになる。 神話や古代の風習など、システム上のゲーム目的とは直接関係のない背景が詳しく描写されており、奥行きのある格調高い作品に仕上げている〔門倉直人「ゲームブックシステム講座 (1)」、『ウォーロック』第1号、社会思想社、1986年12月、p.11。ISBN 4-390-80001-9〕。魅力的なディテールは読者に知識をもたらし、再読したいという意欲を促す。本作品はその点でマニアから愛されている〔日向禅「魔霊セプタングエースの召喚円」、『RPGmer』Vol.4、国際通信社、2003年12月、p.63。ISBN 4-434-04017-0〕。それまでのゲームブックの「まず謎を作って、それを物語化する」という手法とは反対に、「物語中の謎をゲームとして活かす」という方法をとっているのではないかと門倉直人は分析している。それらの謎のいくつかは解明されないままであり、読者が自力で答えを考えなければならない〔〔たとえば第3巻422項目では、神託の巫女シビルに付き添っていた幼い少女が素性を問う前に姿を消してしまう。彼女が何者なのか、詳しい説明は無い。〕。 なお、この作品は悲劇である。最終巻の結末は後味の悪いものとなっている〔「The 25 ゲームブックス 編集部総力レビュー」、『ウォーロック』第4号、社会思想社、1987年4月、p.6。ISBN 4-390-80004-3〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ギリシャ神話アドベンチャーゲーム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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