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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ギルドール・イングロリオン()は、中つ国を舞台とした小説、『指輪物語』の登場人物。 フィンロド王家と関わりのあるノルドール・エルフの貴人の一人で、ホビット庄の森でフロドとその仲間に出会い、一夜の保護を与えると、のちにその苦境を友人たちに伝えた。 かれの名には意味のわからない要素もあるが、 "gil"には「星」、 "glor" には「黄金の、金色の」の意味がある。 == 概説 == ギルドール・イングロリオンは、ノルドールの叛乱に加わり、アマンから中つ国へと渡来した上のエルフたち、すなわち「流浪の身」(the Exiles)、〔 * J.R.R.Tolkien, ''THE FELLOWSHIP OF THE RING'' 50TH ANNIVERSARY EDITION, HarperCollins, 2005, p. 105. 〕あるいは「流謫の身」のエルフの一人である。〔 * J・R・R・トールキン, 『新版 シルマリルの物語』 評論社、 2003年、191ページ。〕 かれは裂け谷に留まる上のエルフの一団を率いてホビット庄の西にある塔山丘陵を訪れ、エルベレスの姿を求めてパランティーアを覗いた。〔 * J.R.R.Tolkien, ''The Road Goes Ever On'', HarperCollins, 2002, p. 73-74. 〕裂け谷へと帰る道すがら、第三紀の3018年9月24日、末つ森でホビットのフロド・バギンズに出会った。〔 * バーバラ・ストレイチー 『指輪物語 フロドの旅 「旅の仲間」のたどった道』 評論社、 2003年、16ページ。〕 3人のホビット、フロドとサム・ギャムジー、ペレグリン・トゥックは、一つの指輪の持ち主を探し求める黒の乗手に追われていたが、エルフの一団に気付いた黒の乗手は逃げ去って行った。 ギルドールはホビット達に一夜の保護と助言を与え、翌朝には食料を置いて旅を続けた。かれはフロド達が約束の日に現れなかった魔法使ガンダルフを待たずに旅立ったこと、黒の乗り手に追われていることをトム・ボンバディル、アラゴルン、エルロンドらに伝えた。 3年後の第三紀3021年9月22日、ギルドールはビルボ・バギンズ、ガラドリエル、エルロンド、そして彼らとともにアマンへと渡る多くのエルフたちとホビット庄を通り、緑山丘陵でフロド、サムと再会した。9月29日には灰色港に到着しキーアダンに出迎えられた。ガラドリエル、エルロンドおよびその家中のエルフ、ガンダルフ、ビルボ、フロドらとともに、白い船で西方へと旅立った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ギルドール・イングロリオン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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