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ギンツブルグ-ランダウ理論 : ミニ英和和英辞書
ギンツブルグ-ランダウ理論[ぎんつぶるぐらんだうりろん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ブル : [ぶる]
 【名詞】 1. bull 2. (n) bull
ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
: [り]
 【名詞】 1. reason 
理論 : [りろん]
 【名詞】 1. theory 
: [ろん]
 【名詞】 1. (1) argument 2. discussion 3. dispute 4. controversy 5. discourse 6. debate 7. (2) theory 8. doctrine 9. (3) essay 10. treatise 1 1. comment

ギンツブルグ-ランダウ理論 : ウィキペディア日本語版
ギンツブルグ-ランダウ理論[ぎんつぶるぐらんだうりろん]
ギンツブルグ-ランダウ理論は、1950年にロシアで発表された超伝導を説明する現象論で、ランダウの相転移の理論と平均場理論を基にしている。Ψで表される秩序(オーダー)パラメータと呼ばれる超伝導の秩序の程度を表すパラメータを用いたのが特徴で、ベクトルポテンシャルAによるギンツブルグ-ランダウ方程式で表される。
 この理論では、系のヘルムホルツ自由エネルギーについて、変分法によってその平衡状態を求めたとき、或る温度以下では電子対凝縮が起きた状態の方がエネルギーが低いことが示された。すなわち個々の電子として存在するよりも、もうひとつの電子と対を成す方がより安定である事を示した。この電子対は7年後に提唱されたBCS理論におけるクーパー対に相当する。またこの方程式から得られるパラメーターの比から第一種・第二種超伝導体の区別を与える。
この理論によって、それまでの現象論であるロンドン理論の不足が補われた。ギンツブルグは本業績により2003年ノーベル物理学賞を受賞。ミクロ理論は、J.バーディーンらによるBCS理論(1957)。
== 自由エネルギー ==
ギンツブルクとランダウは、超伝導平均場理論を用いて考える際、秩序パラメータを複素数のマクロ波動関数とした。自由エネルギーは
: F = F_n + \alpha |\psi|^2 + \frac |\psi|^4 + \frac \left| \left(-i\hbar\nabla - 2e\mathbf \right) \psi \right|^2 + \frac
と書くことができる。ここでF_nは常伝導状態での自由エネルギーである。このとき、|\psi()|^2は超伝導電子密度n_s()に対応している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ギンツブルグ-ランダウ理論」の詳細全文を読む




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