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ギンヌンガ・ガップ : ミニ英和和英辞書
ギンヌンガ・ガップ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ギンヌンガ・ガップ ( リダイレクト:ギンヌンガガプ ) : ウィキペディア日本語版
ギンヌンガガプ
ギンヌンガガプGinnungagapギンヌンガ・ガップとも)とは、北欧神話に登場する、世界の創造の前に存在していた巨大で空虚な裂け目のことである。
日本語訳ではギンヌンガの淵(ギンヌンガのふち)、ギンヌンガの裂け目(ギンヌンガのさけめ)という表記もみられる。
ギンヌンガガプの北からはニヴルヘイムの激しい寒気が、南からはムスペルヘイムの耐え難い熱気が吹きつけている。世界の始まりの時において、寒気と熱気がギンヌンガガプで衝突した。熱気が霜に当たると、霜から垂れた滴が毒気(:en:Eitr)となり、その毒気はユミルという巨人に変じた。このユミルは全ての霜の巨人たちの父となり、またのちに殺され彼の肉体によって世界が形作られることとなる。滴からは牝アウズンブラも生まれ、ユミルはアウズンブラから流れ出る乳を飲んで生き延びた。アウズンブラは氷をなめ、そのなめた部分からブーリが生まれた。北欧神話の主神であるオーディンはブーリの孫にあたる。のちにオーディンらによってユミルが殺されたときに、ギンヌンガガプはユミルの血で満たされたという。
== 出典 ==

* Kevin Crossley Holland 『The Norse Myths』

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ギンヌンガガプ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ginnungagap 」があります。




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