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ギー : よみがなを同じくする語

GHEEE
ギー : ウィキペディア日本語版
ギー[ぎー]

ギー(英語:Ghee)は、インドを中心とした南アジアで古くから作られ、食用に用いるバターオイルの一種。乳脂肪製品。ギーは発酵無塩バター(インドでは「マカーン」と言う)を煮詰め、水分蛋白質を取り除き、純粋な乳脂肪となっている〔「ミルクアカデミー・バター研究室(世界のバターいろいろ)」 雪印メグミルク株式会社 2013年10月19日閲覧〕。
== 作り方 ==
ウシスイギュウヤギを沸騰させて加熱殺菌した後に乳酸発酵させ、凝固したものを撹拌してバター状にする。これをゆっくり加熱して溶かし、溶けた脂肪分が黄金色になり、沈殿した固形分が褐色になったらろ過して容器に移し、冷ます。加熱ろ過の過程で水分、糖分、蛋白質などが除かれるため、バターよりも腐敗しにくくなり、平均気温の高い地域において長期間、常温で保存することが可能になる。香り付けにスパイスが加えられることもある。
バターに似ているが、加熱する過程でメイラード反応により独特の香ばしい香りが生まれる。調理油として炒め物や菓子作りに用いるほか、炊いた白飯に混ぜたり、焼きたてのチャパティナーンに塗って食べる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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