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クインマンサ : ミニ英和和英辞書
クインマンサ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


クインマンサ ( リダイレクト:クィン・マンサ ) : ウィキペディア日本語版
クィン・マンサ

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クィン・マンサ(''QUIN-MANTHA'')は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型ロボット兵器モビルスーツ」(MS)の一つ。初出は、1986年に放送されたテレビアニメ機動戦士ガンダムΖΖ』。
作中の敵側勢力である「ネオ・ジオン」軍の所属機で、ニュータイプ強化人間などの特別なパイロット用に開発されたニュータイプ専用機。40メートル近い全高を持つ大型機で、『機動戦士Ζガンダム』に登場する「サイコガンダム」や、『ΖΖガンダム』にも登場する「サイコガンダムMk-II」に匹敵する。大型の肩アーマーをはじめとする各部に強力な武装を多数備えており、その火力で主人公「ジュドー・アーシタ」たち「ガンダム・チーム」を苦しめる。
当記事では、小説およびアニメ作品『機動戦士ガンダムUC』に登場する小型の派生機、「クシャトリヤ」についても記述する。
== 機体解説 ==

ネオ・ジオン (NEO ZEON) の象徴として開発された、最大にして最強のニュータイプ専用MS。機体設計には接収した連邦製モビルアーマー (MA) 「サイコガンダムMk-II」をはじめ、その他ネオ・ジオン製MSすべてのノウハウが投入されている。
全身に多数のメガ粒子砲やファンネル、肩部バインダーには巨大なメガ粒子偏向器を搭載し、攻防両面において他機の追随を許さない。スラスターも大出力を確保しており、大型機としては機動性も高い。
コックピットを備え、サイコガンダムMk-IIからの影響を受けたデザインの頭部(設定上の理由であり、デザイン上の理由は後述)は、同機と同様に分離行動が可能であるとともに武装や推進器を搭載しており、パイロットの生還率を高める緊急脱出艇としての機能を備えている。装甲も極めて堅牢であり、フルアーマーΖΖガンダムのミサイルの一斉掃射を受けても致命的な損壊を免れている。
個別の戦闘単位としては最強の性能を持つが、その分だけ搭乗者にも高い能力を要求するため、グレミー反乱軍内において本機の性能を引き出せるパイロットは、事実上強化人間であるプルツーのみであった。
; 武装
:; 巨大ビーム・サーベル
:: 肩部バインダーに搭載されたクィン・マンサ唯一の格闘兵器。機体サイズに合わせた大きさと高出力を誇る。
:; ファンネル
:: 背部のファンネルバインダーにキュベレイシリーズが搭載しているファンネルと同型の物を30基搭載。
:; 頭部メガ粒子砲
:; 胸部メガ粒子砲
:; 腕部メガ粒子砲
:; 背部メガ粒子砲
:: 名称が指す部位に搭載されたメガ粒子砲。戦艦の主砲クラスの出力を持つ上に拡散・収束が自由に可能。頭部には3基、それ以外の部位には2基搭載されている。
:
; 劇中での活躍
: ネオ・ジオン内乱の際、グレミー・トト率いる反乱軍の切り札として戦線に投入された。パイロットはプルツー。彼女が精神に乱れを起こした際には、グレミーが同乗することもあった。
: クィン・マンサはその性能を存分に発揮し、ドック艦ラビアンローズを撃沈したうえ、ガンダム・チームΖガンダムおよびガンダムMk-IIを戦闘不能にするなど圧倒的な戦闘力を見せつける(ただし、ザクIIIには懐へ入られ、ビーム・サーベルの斬撃を受けている)。しかし、ジュドー・アーシタのフルアーマーΖΖガンダムにはその戦闘力も通じず、彼の説得に応じたプルツーは本機を放棄してしまう。その直後、開放したコックピットにルー・ルカの半壊したΖガンダムによる狙撃を受け、機体は崩壊するアクシズと共に失われている。
: 漫画『機動戦士ガンダムReon』では、地球連邦軍特務部隊の機体として登場。パイロットはダン・クルーガー中佐。
: ゲーム『機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク』では、アンネローゼ・ローゼンハインの搭乗機としてグレミー反乱軍の残党により残骸が回収され、修復された。機体カラーが一新されたほか、アンネローゼのパーソナルマークである、マルコシアス隊のエンブレムがペイントされている。トラヴィス・カークランドのΖII、ヴィンセント・グライスナー搭乗のギラ・ドーガ、クロエ・クローチェ搭乗のトーリスリッターと交戦する。
: サイコミュを稼働させるためのアンネローゼのNT能力が不足しているため、ファンネルの最大展開数や機体稼働時間にリミッターがかけられており、プルツー搭乗時よりも戦闘力は低下している。最後はトーリスリッターと共に破壊されたが、アンネローゼとクロエは脱出ポッドで共に生還している。
:
; デザイン
: デザインは明貴美加。準備稿では最終回用に出したいMSとしてオーラバトラーのような有機的なデザインで描かれた。しかし、監督の富野由悠季が激怒してラフを描き直したため、それを元に改めてデザインし直すことになった。ガンダムタイプを思わせる頭部は、その当時ラフデザインが提出されていたガンダムMk-Vから挿げ替えられたものである。
: 首が無く頭が固定されずに浮いた状態でスライドするリニア構造という設定だったが、富野がその設定を映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』で用いようと考えたため、公開用の設定書には首パーツが描き足された。しかし結局、その設定が『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』で用いられることはなかった(明貴美加のインタビューより)。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クィン・マンサ」の詳細全文を読む




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