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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
クイーン・アン・ピストル(Queen Ann Pistol)はアン女王時代(1707年~1712年)頃から主にイギリスで製造されたフリントロック式の拳銃である。“ターン・オフ・ピストル”(Turn-off Pistol)と呼ばれる、薬室と引き金が一体化した構造の、根元がねじになっている銃身(バレル)を取り外して装填する後装式拳銃であり、このようなねじ込み式バレル形式の銃の総称としても用いられる。 クイーン・アン・ピストルを装填する手順は銃身を回して取り、開口した薬室部分に発射薬を流し込み、弾を乗せた後銃身をかぶせねじ込んだ。装填に手間がかかるものの、前装式に比べてより口径の合った弾が使用できるこの方式は、まだ良好ではなかった黒色火薬によるガス圧力の使用効率を改善させ、銃の精度を向上させた。 クイーン・アン・ピストルはカービン銃のサイズまで様々なサイズのものが製造されたが、もっぱら“トビー”(Toby)、もしくは“マフ”(Muff)と呼ばれるポケットや女性のネックウォーマーに仕込む小型拳銃に用いられた。また、“黒髭”ことエドワード・ティーチなど海賊が用いる銃としてもしばしば登場する。このように主に富裕層の護身用拳銃として普及し、華美な装飾が施された銃も多い。だが、装填の際に銃身を落としてしまう事態がありえることから、軍用拳銃としては定着しなかった。例えば、1805年にアメリカので製造された合衆国最初の制式拳銃、も前装式フリントロック式拳銃である。 ==フィクション作品でのクイーン・アン・ピストル== * 『アサシン クリード III』 :主人公コナーの初期装備として登場している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クイーン・アン・ピストル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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