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クッチャロ湖(クッチャロこ)は、北海道北部、宗谷総合振興局管内枝幸郡浜頓別町に存在する汽水湖である。 北西の小沼と南東の大沼の2つの湖盆からなる。「湖」と名の付く湖沼の中では礼文島にある久種湖に続いて日本で北から2番目に位置する。北オホーツク道立自然公園に含まれる。 1989年7月6日に、ラムサール条約に日本で3番目に登録された〔1989年(平成元年)6月20日環境庁告示第29号「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約の指定湿地の件」〕。 名称の由来は、アイヌ語の''kut-char''(沼の水が流れ出る口)。屈斜路湖と同語源である。 == 地理 == オホーツク海沿いに開けた頓別平野の南部にある。仁達内川河谷の溺れ谷が、砂州によってオホーツク海と隔てられた海跡湖。頓別平野にはポロ沼、モケウニ沼など砂州で閉塞された海跡湖が並ぶが、これらの砂州は北部の台地の侵食により生じた砂礫が、沿岸流によって南東へ運ばれたものである。 仁達内川が南から小沼に流れ込み、安別川や北にあるポン沼などの水をここで集める。小沼東端からは1kmほどの長さの狭い水路を通じて大沼に連絡している。大沼東端からクッチャロ川として流れ出し、海岸付近で頓別川と合流してオホーツク海に注ぐ。下流部を通じて海水が入り込む大沼は塩分濃度が高いが、浅く狭い水路を隔てた小沼は淡水に近い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クッチャロ湖」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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