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クテシフォン(Ctesiphon)はイラクにある古代都市の遺跡。バグダードの南東、チグリス川東岸に位置する。 == 概要 == 紀元前1世紀頃にこの地域一帯を支配したパルティア王国によって建造され、その首都として栄えた。古代より豊かな土壌で知られたメソポタミアの中心として、また東西交易の重要な中継地としての役割を担い、パルティア滅亡後にサーサーン朝ペルシアの時代になっても首都が置かれて政治と経済の中心地であり続けた。イスラム支配期以降は衰え、廃墟となった。 砂漠地帯に多い日干し煉瓦や、ローマの水道橋などに見られるアーチを組む技術など、まさに東西の交易の中心地らしい遺跡が数多く残っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クテシフォン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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