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ゴールコンダ王国(ゴールコンダおうこく、)は、16世紀初頭から17世紀末にかけてインドのデカン地方に存在した、バフマニー朝が分裂してできたデカン・スルターン朝のひとつであるイスラーム王朝。クトゥブ・シャーヒー朝()とも呼ばれる。首都はゴールコンダ、ハイダラーバード。 == 歴史 == ===建国=== デカン高原一帯を支配したバフマニー朝、その13代目の王の統治期(1493年)に、テランガーナ地方で問題が発生したためスルターン・クリー・クトゥブル・ムルクが同地方の総督として派遣された〔小谷『世界歴史大系 南アジア史2―中世・近世―』、p.126〕〔George Michell, Mark Zebrowski, ''Architecture and Art of the Deccan Sultanates'', (Cambridge University Press, 1999), 17.〕。クリー・クトゥブル・ムルクは、続くマフムード・シャーからも幾つかの称号を授けられ、バフマニー朝の宰相となった。 1518年、彼は独立を宣言してゴールコンダ王国をうちたてた。そして、王国の首都をゴールコンダに定め、カーカティーヤ朝期の古ぼけた泥の砦を強固な石のゴールコンダ要塞都市として再造営した〔。彼の後継者もその事業を受け継ぎ、数多くの強固な増築がなされた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゴールコンダ王国」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Qutb Shahi dynasty 」があります。 スポンサード リンク
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