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クルースニク (Kresnik) は、スロベニアやイストリア半島に住むスラブ人の間に伝わる吸血鬼ハンター。語源は十字架を意味する「Krat」。ハンガリーではタルボシュ (Talbos)と呼ばれる。 == 概要 == クルースニクは、同じ吸血鬼ハンターのダンピールと違って人間の子供である。ただし、白い羊膜に包まれて生まれてくる。そして、赤い羊膜に包まれて生まれてくる吸血鬼クドラク (Kudlak) との戦いを宿命としており、村や町ごとにクルースニクがいる。 普段は凛とした青年の姿をしているが、クドラクと戦う際は互いに馬、豚、牛、猪などに変身して戦う。この時、クルースニクが化けている動物は白いので、簡単にクドラクとの見分けがつく。戦闘時は自分が生まれた時に自分を包んでいた白い羊膜の一片を左脇の下に付着させておくか、その白い羊膜を粉末状にして液体に溶かしたものをあらかじめ飲んでおかないと、クドラクには勝てない。 スラブ地方ではこのクルースニクに纏わる話は様々なバリエーションがあると言われている。例えば上記とは違い神の敵は真の光の使者を倒すことは出来ないため、スルーニスクは常にクドラクに勝利するが出来ると言われている伝承がある。〔『吸血鬼の事典』〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クルースニク」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Krsnik (vampire hunter) 」があります。 スポンサード リンク
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