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クニノハナ
クニノハナは、日本の競走馬、繁殖牝馬。1970年に中央競馬牝馬三冠路線の最終戦として創設されたビクトリアカップの第1回優勝馬である。主戦騎手は目野哲也。孫に1991年の有馬記念優勝馬・ダイユウサクがいる。 == 経歴 ==
=== デビューまでの経緯 === 馬主の内藤博司と管理調教師の内藤繁春は兄弟であり、繁春が廃業の危機にあった義兄・鈴木和雄の厩舎を建て直すための一助として、実業家として成功を収めていた博司に、馬主として所有馬を預託するよう依頼していた。しかし血統が地味で安価な馬ばかりを持たせた結果、その所有馬に目立った活躍は見られなかった。内藤繁春によるとそれらは血統的に優れた競走馬ではなく無理もないことであったが、博司は「多少金はかかってもいい馬を買いたい」と望み、当時人気種牡馬であったネヴァービートの産駒を購入することにした。しかし購入者の決まっていないネヴァービート産駒はなかなか見つからず、やっとのことで貧相な馬体をした牝馬を280万円で購入することにした。繁春の危惧したとおりこの牝馬は体質が弱く、骨軟症という病気の影響で骨も脆かった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クニノハナ」の詳細全文を読む
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