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クネンボ(九年母、学名:''C. reticulata'')は、柑橘類の一種。 ==歴史== 東南アジア原産の品種といわれ、日本には室町時代後半に琉球王国を経由し日本にもたらされた。皮が厚く、独特の匂い(松脂臭、テレピン油臭)がある。果実の大きさから、江戸時代にキシュウミカンが広まるまでには日本の関東地方まで広まっていた。沖縄の主要産品の一つだったが、1919年にミカンコミバエの侵入で移出禁止措置がとられてからは、生産量が激減し、更に1982年に柑橘類の移出が解禁されてからは、殆どをウンシュウミカンやタンカンなどが栽培されるようになった。現在は沖縄各地に数本ずつ残っており、皮の厚さと香りを利用したマーマレードや砂糖菓子などに利用されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クネンボ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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