翻訳と辞書
Words near each other
・ クネレド条約
・ クネンボ
・ クネヴォ
・ クネ・ディルク・パルメンティエ
・ クネーザー
・ クネーザーの定理 (微分方程式)
・ クネーザーグラフ
・ クネーデル
・ クネードル
・ クネーヌ川
クネーフェナーゲル反応
・ クネーフェナーゲル縮合
・ クネールスドルフ
・ クノイチ
・ クノイ島
・ クノウマイマイ
・ クノシンジ
・ クノソス
・ クノック
・ クノック=ヘイスト


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

クネーフェナーゲル反応 : ミニ英和和英辞書
クネーフェナーゲル反応[はんのう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [はん, たん]
  1. (n,vs,n-pref) anti- 2. opposite 3. antithesis 4. antagonism 
反応 : [はんのう]
  1. (n,vs) reaction 2. response 

クネーフェナーゲル反応 ( リダイレクト:クネーフェナーゲル縮合 ) : ウィキペディア日本語版
クネーフェナーゲル縮合[くねーふぇなーげるちぢみあい]
クネーフェナーゲル縮合(—しゅくごう、Knoevenagel condensation)とは、有機化学における合成反応のひとつ。活性メチレン化合物 (E−CH2−E') を、アルデヒドまたはケトンと縮合させてアルケンを得る手法である〔総説: Jones, G. ''Org. React.'' 1967, ''15'', 204.〕。触媒として塩基が通常用いられる。1898年、エミール・クネーフェナーゲルにより最初の報告がなされた〔Knoevenagel, E. ''Ber. Deutsch. Chem. Ges.'', 1898, ''31'', 2596-2619.〕。クネーフェナーゲル反応とも呼ぶ。英語風にノエベナゲル縮合と読まれることもある。
上式のように塩基を触媒とする反応ではまず、活性メチレン化合物から発生したカルバニオンがアルデヒドのカルボニル炭素に付加してアルコールを与える。続いてそのアルコールから速やかに脱水が起こり、アルケンが生成する。この反応の前半部分はアルドール縮合に相当する。
ニトロメタンは活性メチレン化合物ではないが、これを基質として用いたアルケン合成もクネーフェナーゲル縮合とされる。
この縮合と同じような反応で、コハク酸エステルとアルデヒドまたはケトンと縮合させてアルケンを得る手法に Stobbe reaction がある。
== ドブナー法 ==
マロン酸とアルデヒドを基質とし、ピリジンまたはピリジン/ピペリジンを触媒とすると、最終的に脱炭酸まで進み、α,β-不飽和カルボン酸が得られる。この変法は特にドブナー法 (Doebner modification) と呼ばれる〔Doebner, O. ''Ber. Deutsch. Chem. Ges.'', 1900, ''33'', 2140-2142.〕。
:RCHO + CH2(CO2H)2 → RHC=C(CO2H)2 → RHC=CHCO2H

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クネーフェナーゲル縮合」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.