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クブシュ(ポーランド語:Kubuś)は、第二次世界大戦中の1944年、ポーランドで起きたワルシャワ蜂起の際に製作された即製の装輪装甲車()である。民生用トラックをベースに1両が製作されただけだが、蜂起終盤の攻防で活躍、ワルシャワ蜂起を象徴する存在として現在も保存され、レプリカも製作されている。 == 開発 == クブシュは、ワルシャワ市内ポヴィシュレ地区のポーランド国内軍部隊「クリバル(Krybar)」によって製作された。その目的は、強力なドイツ軍がこもり、ポヴィシュレ地区と市中心部との連絡を断ち切っているワルシャワ大学に攻撃を仕掛けるにあたり、10名内外の兵士を乗せて大学敷地まで輸送することで、それには大学の門に設置された火点からの銃撃に耐える必要があった。 製作は1944年8月10日に始まった。ベースとなったのは、戦前にポーランド国内でライセンス生産されたシボレー・モデル157〔キャブオーバータイプのシボレー・モデル155をベースにしたとの説もある。〕で、入手できるだけの雑多な材料で装甲が施された。本来は、人員の乗降用には後部にメインハッチが設けられるはずだったが、技術的問題から実現せず、床下に設けられた緊急脱出用ハッチが唯一の出入口となった。 製作中、担当者の一人の妻が戦死、車両は彼女のコードネームにちなみ「クブシュ」と名付けられた。クブシュは本来、男性名であるヤクブ(Jakub)の愛称で、また、戦前からポーランドで広く親しまれていたA・A・ミルンの児童小説、「くまのプーさん」のポーランド名でもある(Kubuś Puchatek)。 クブシュの製作は、8月23日の攻撃当日まで続けられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クブシュ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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