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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
クマのバーニー(Barney Bear)は、アメリカ合衆国の映画製作会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)社に所属していたアニメーター、ルドルフ・アイジングらによって作成された短編カートゥーンの著名な主人公であるクマ。定訳はなく、「バーニー・ベア」とも「熊のバーニー」とも日本語訳される。 アイジングの他、マイケル・ラー、ディック・ランディーらによっても制作されたが、同社の花形アニメーターであるテックス・アヴェリーが手がけた作品は見られない。但し、ランディーによる後期作品は主にアヴェリーが監督業を一時的に休んでいたため、その穴埋めで制作されたものであり、ラーをはじめとするアヴェリーの制作班がそっくり手がけている。従って、内容的にはアヴェリー作品のそれに類似するものが多く見られる。また、作品の中には当時の米国社会や米国人を風刺していると思われるものも少なからず見られる。 == キャラクター == *クマのバーニー(Barney Bear) *:主人公であるが、同時にやられ役でもあることが多い。 *:のんびり屋のクマ。普段は人の好さそうな表情をしている。 *:愛読書は参考書で、よく持ち歩いている。何か事を起こす時は必要以上に参考書を利用するのだが、効果のないことが多い。 *:行動の動機は参考書ではなく、新聞記事の時もある。 *:怒らせると一転して凶暴な表情になり、銃を乱射したり、棍棒を持って追いかけてきたりするような強面な一面もある。 *:お人好しで、他者のいいなりになって騙されることがある。 *:結構欲深い性格だが、淡泊で最後まで固執しない。 *:お節介で、相手が嫌がるのも聞かずに強引にやってしまう。 *:何かやるときは色々と策や仕掛けを用いるが、あんぽんたんなキャラのためいつも裏目に出てしまう。ドルーピー作品に登場する間抜けなオオカミと同じオチが待っている。 *:当時の米国社会や米国人に対する皮肉を込めたキャラであると思われる節もある。 *その他のキャラクター *:ビーバー、フクロネズミ、カラスなど多様な鳥獣が登場する。ほとんどが主人公であるクマのバーニーの敵役となる。トムとジェリーやドルーピー作品に登場するブルドッグのスパイクのような、定番のキャラはいない。 *:鳥獣の特性がうまく描写されていて、多分に擬人的である。 *:あるキャラはバーニーの行動によって迷惑させられるも、巧みに撃退し、バーニーを手痛くやっつける。 *:別のキャラはバーニーの行動を邪魔し、バーニーもこれに対抗するが効果なく逆にやられてしまう。 *:敵役がほとんどだが、中にはバーニーを助けるキャラも見られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クマのバーニー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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