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クマノミ亜科(隈之魚、熊之実、隈魚〔『魚の名前』〕)は、スズメダイ科の亜科の一つ。2属30種が所属し〔、一般的にクマノミと呼ばれるが、この名はクマノミ亜科の1種 の標準和名として与えられている(クマノミを参照)。鮮やかな体色、大型イソギンチャクとの共生、性転換など多くの特徴を持ち、鑑賞魚としても広く利用される一群である。 == 特徴 == すべて海水魚で、インド太平洋熱帯域のサンゴ礁に分布する〔『Fishes of the World Fourth Edition』 p.393〕。日本近海では本州中部以南に6種が知られる〔『野外観察図鑑4 魚』〕〔『日本の海水魚』 pp.434-437〕〔『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』 pp.1030-1031〕。食性は雑食性で、小型甲殻類や付着藻類を食べる〔。 他のスズメダイ科魚類と同じく、左右に平たく側扁した体型を持つ。この体つきはサンゴの枝やイソギンチャクの触手の間をすり抜けるのに都合がよい。成魚の全長は10-15cm程度。体色は鮮やかで、0-3本の白い横縞を持つ〔。 背鰭の棘条は通常10本、まれに9本または11本で、軟条は14-20本〔。横列鱗数は50-78枚、鰓蓋骨は鋸歯状である点が、スズメダイ科に属する他の亜科(背鰭棘条12-14本、横列鱗数40枚未満、鰓蓋骨は非鋸歯状)との鑑別点になっている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クマノミ亜科」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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