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クモラン(蜘蛛蘭、学名:''Taeniophyllum glandulosum'' Bl.)は、ラン科クモラン属の多年草。樹木の枝に着生する着生植物。葉がないことで知られている。 == 特徴 == 茎はごく短縮して、根は茎から放射状に出る。根は長さが2-3cmで、ほとんど枝分かれせず、樹皮に密着する。やや偏平になっており、白っぽい緑色をしている。葉は全くない。光合成は根が行なっている。 初夏に花が咲く。花は中心部から立ち上がる1cmにも満たない花茎上につき、緑色で2mm程の長さしかないため、全く目立たず、よく見ないとあるのかどうかも分からない。果実はもう少し大きくなる。 名前は根を広げている様子を虫のクモに見立てたものである。日本では関東以西の本州から琉球列島まで分布する。国外では朝鮮、中国からヒマラヤ、マレーシアにかけて分布する。樹木に根を広げて着生する。往々にして多数が集まる。細い枝の場合、その表面がこの植物の根で覆われているような場合も見かける。必ずしも森林でなくてもよく、山間部では集落の中の木にも見ることがある。ウメの木には特によく見かける。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クモラン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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