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arachnology =========================== ・ 学 : [がく] 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge
クモ学(クモがく、蜘蛛学、Arachnology)は、クモのほか、クモ綱に属するサソリ、カニムシ、ザトウムシなどについて科学的に研究する学問である。ただし同じクモ綱に属していてもマダニやダニに関してはクモ学では扱わず、独立にダニ学と呼ぶ場合もある。クモを研究する学者のことをクモ学者という。 == 分類 == クモ学者は第一にクモの分類を行う。クモの種類は大変多く、2つの種類のクモが全く同じように見えることもあるし、同じ種類のクモが様々な特色を持ち別の種類であるようにも見える例もある。クモの種類を判別するには往々にして顕微鏡を用いなければならない。 1678年にListerはクモ類を八眼類と二眼類に分けたが、これは現在のクモ類とザトウムシ類に当たる。これがこの分野の始まりとされる。リンネはクモ類を昆虫と見なし、無翅昆虫類に含めた。なお、彼は節足動物をすべて昆虫類に含めている。1802年にラマルクがこれを整理して六脚虫のみを昆虫綱とし、無翅目を甲殻綱とクモ綱に二分した。ただし、このクモ綱にはクモ類以外に多足類、ウミグモ類、それに無翅の昆虫が含まれていた〔内田監修(1866),p.24-25,p.221〕。 分類に当たってどの形質を重視するかは大きな問題である。クモにおいてはその習性や眼の数、書肺や気門の数などいろいろなものが取り上げられてきた。 日本のクモ目に関しては、日本では斎藤三郎、八木沼健夫などによる図鑑が1960年頃次々に出版され、それぞれにかなりの種数を紹介し(原色図で斎藤は226、八木沼が335)、クモ類研究の裾野を広げるのに大きな力となった。それ以降、ごく少数の専門家がクモ類全般をカバーする状況から、次第に各分類群を専門とする専門家が現れるようになり、研究が大いに進んでいる。しかし、未だに不明種の多い分野もあり、また見直しによって隠れた種が発見されている分野もあり、今後の進展に期待する部分が大きい。なお、図鑑に関しては写真図鑑やポケット図鑑なども出て、不自由しない状況にあるが、最新知見とは食い違いがある(2007年現在)。 ザトウムシ類については長く鈴木正將が専門家として広く研究を行い。分類研究はかなり進んでいる。ダニ類についてはダニ学に譲る。それ以外の類については、種数が多くない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クモ学」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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