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クヤヴィ・ピャスト家 : ウィキペディア日本語版
クヤヴィ・ピャスト家[くやう゛ぃぴゃすとか]

クヤヴィ・ピャスト家(Piastowie kujawscy)は、ポーランドピャスト家の分枝の一つ。カジミェシュ2世正義公の孫の一人であるクヤヴィ公カジミェシュ1世を始祖とする。マゾフシェ・ピャスト家から分かれ、クヤヴィ公国を領有した。
クヤヴィ公カジミェシュ1世の息子たちのうち、レシェク2世黒公とヴワディスワフ1世短躯王はポーランド君主クラクフ公)の地位についた。ヴワディスワフ1世は1320年、ポーランド国王として戴冠し、その王位を息子カジミェシュ3世大王に引き継がせることに成功した。しかし1370年、カジミェシュ3世大王が男子を残さずに死ぬと、ポーランド王位はアンジュー家出身のハンガリー王ラヨシュ1世にわたり、以後ピャスト家の王子たちがポーランド王位を獲得することは二度となかった。クヤヴィ・ピャスト家は1388年、グニェフコヴォのヴワディスワフ白公の死により断絶した。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クヤヴィ・ピャスト家」の詳細全文を読む




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