|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『クライスト・イリュージョン』(Christ Illusion)は、スレイヤーが2006年に発表したアルバム。 == 解説 == ライヴ・アルバム『ディケイド・オブ・アグレッション』(1991年)以来15年ぶりの、オリジナル・ラインナップにより録音された作品である。2002年にオリジナル・ドラマーのデイヴ・ロンバードが復帰して、2004年より収録曲のうち9曲のデモ・レコーディングが開始されて〔BLABBERMOUTH.NET - SLAYER Recount VENOM 'Pissing' Incident - 2010年9月26日閲覧〕、2005年末に本格的なレコーディングが開始された。バンド側は、盟友であるリック・ルービンによるプロデュースを望んでいたが〔BLABBERMOUTH.NET - SLAYER's KING Says RICK RUBIN's Collaboration With METALLICA Was 'Slap In The Face' - 2010年9月26日閲覧〕、ルービンが多忙だったため、実際のプロデュースはジョシュ・エイブラハムが担当し、ルービンはエグゼティヴ・プロデューサーとしてクレジットされた〔CD英文ブックレット〕。 アルバム・ジャケットは、過去に『レイン・イン・ブラッド』(1986年)、『サウス・オブ・ヘヴン』(1988年)、『シーズンズ・イン・ジ・アビス』(1990年)のジャケットも担当したラリー・キャロルによって描かれた。しかし、本作のジャケット・デザインに関して、キリストを冒涜しているという批判もなされたため、検閲ヴァージョンのジャケット(バンドのロゴをくり抜いて、そこからオリジナル・デザインの一部だけが見えるようにしたもの)で発売されるケースもあった。 当初は2006年6月6日、つまり「666」に発売される予定もあったが〔、最終的には8月にリリースされた。また、本作は11曲入りのアルバムとなる予定だったが、トム・アラヤが胆嚢の問題を抱えていたため、「ファイナル・シックス」のボーカル録りが間に合わず、10曲入りのアルバムとしてリリースされた〔。2007年7月にアメリカで発売されたDVD付きのエディションでは、この「ファイナル・シックス」も追加収録された〔Slayer - Christ Illusion (CD, Album) at Discogs 〕。なお、同曲は後にグラミー賞の最優秀メタル・パフォーマンス部門を受賞している〔Slayer : Awards - AllMusic 〕。 バンドの母国であるアメリカのBillboard 200では最高5位に達し、バンドにとって初の全米トップ5入りを果たした〔。収録曲「アイズ・オブ・ジ・インセイン」はグラミー賞の最優秀メタル・パフォーマンス部門を受賞し、バンドにとって初のグラミー受賞を果たした〔。 インドでは、「スケルトン・クライスト」「ジハード」等の歌詞がイスラム教徒とキリスト教徒の両方を侮辱しているという抗議が起こり、同国での発売元であったEMIインディアは、2006年の時点で本作を回収・破棄した上で、「このレコードを再発する予定はない」と発表した〔BBC News | Entertainment |'Offensive' album pulled in India - 2010年9月26日閲覧〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クライスト・イリュージョン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|