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クラウザー・ドマニ : ミニ英和和英辞書
クラウザー・ドマニ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

クラウザー・ドマニ : ウィキペディア日本語版
クラウザー・ドマニ[ちょうおん]

ドマニ(〔イタリア語で「明日」の意。日本ではドマーニと呼称することが多いが、別冊モーターサイクリスト1986年2月号ではドマニと記載されている。〕)はドイツクラウザー社が製造しているサイドカーである。本項では派生車種であるドポ・ドマニ(〔イタリア語で「明後日」の意。〕)についても記述する。
== 概要 ==

創業者ミハエル・クラウザーの「理想のサイドカー」というコンセプトの元でイギリスBRMが設計した。フレーム製造担当はドイツ・メッサーシュミットシャーシ製造はスイスLCRエンジニアリングが担っている。ドイツ本国では1985年のIFMAケルンショーにて初公開された。当初はコンセプトモデルとして量産には消極的であったとされるが、反響が大きく1990年前後に量産化された。一般にはサイドカーに分類されることが多いが、製品として完成販売されているオートバイにサイドカーを取り付けたものとは構造が大きく異なり、創業者は生前のインタビューで「全く新しい乗り物」として紹介している。
サイドカーのステアリングは一般に車重に従って重くなりがちでまた加速減速時左右にブレるが、ドマニはレース用のステアリングシステムを採用していて、操作が軽く加減速時もブレは起こらない。ただし、ハンドルは深く切れないので最小回転半径は大きい。バックギアは新車販売時には装備されていない。社外品としてメカニカル式と電動モーター式が販売されているがメカニカル方式の場合は1速ギアとの置き換えとなる。ブレーキは右レバーが前輪ブレーキを制動するのは多くの自動二輪と同じであるが、右フットブレーキは三輪全部を制動するインテグラルタイプである。
メーカー出荷時量産車のカラーバリエーションは3タイプのみ。クラウザーのメーカーカラーが白地にオレンジ・パープル・ブルーラインなので、初期の全てとほとんどはこのカラーでペイントされている。後にメタリックレッド、次いでメタリックシルバーが追加されたほど。ソリッドブラックはカスタムオーダーであるため既製品では存在しない。
多数のバックオーダーを抱えてもラインの増設など行わなかったため、長い時は納車に2年近く要した。1995年前後にメーカーがの適用を受け2年ほどラインが凍結されたが程なく再開された。2007年頃より予め製作していた在庫のシャーシが底を付き、新たにシャーシ製造を行う予定もない。現在までの総生産数は300台弱、一説では250台に満たないとされる。欧州で販売されている一般的なサイドカーに比べて高価であり、本国やヨーロッパで販売は振るわず、最大のマーケットは日本、次いで米国であった。
完全受注生産車で、本体に付随してオーナーに贈られる豪華な装丁のサービスマニュアルには工場出荷日時やフレームナンバー、車体色、メインキー、ガソリンタンクキーナンバー、ミハエルクラウザーの直筆サインが記載されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クラウザー・ドマニ」の詳細全文を読む




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