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クラコウジア : ミニ英和和英辞書
クラコウジア
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


クラコウジア ( リダイレクト:ターミナル (映画) ) : ウィキペディア日本語版
ターミナル (映画)

ターミナル』(''The Terminal'')は、2004年公開のアメリカ映画。スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス出演。上映時間は、予告編を含み129分。
パスポートが無効になりターミナルに閉じ込められてしまった男と、ターミナル内の従業員との交流と恋模様を描いた作品で、ロマンスおよびコメディの要素を持つ〔におけるGenreに記載〕〔におけるGenre / Typeに記載〕〔における「ジャンル」に記載〕。
== ストーリー ==
アメリカジョン・F・ケネディ国際空港の国際線ロビー、入国手続きゲートで奇怪な缶詰を手にしたクラコウジア人のビクター・ナボルスキーは足止めされていた。彼の母国のクラコウジアで、彼が乗った飛行機が出発した直後にクーデターが起こり事実上クラコウジア政府が消滅。そのため、彼のパスポートは無効状態となり、入国ビザは取り消されていたのだった。
アメリカに入国するために亡命難民申請をすることもできず、かといって母国に引き返すこともできず、行き場を失ったビクターはJFK空港の国際線乗り継ぎロビーの中に留め置かれることになった。テレホンカードポケベル(職員がビクターを呼び出すのに使用する)、空港内のパス(職員のオフィスに入るときなどに使用する。ビクターは制限区域内や工事中のエリアにも入っている)、食事のクーポン券などを渡されたビクターは空港内で生活を始める。
乗り継ぎロビーはドア一枚を抜ければ空港外(アメリカ国内)へと出ることができるうえ、監視の目もそれほど厳しくないため、空港から脱走(不法入国)しようと思えば可能であった。しかし、真面目なビクターは頑なに空港内で待つことを選び、そのことで、自分の昇進のために空港からビクターを追い払いたい国境警備局のディクソンと対立するようになる。空港で生活するうちにビクターは空港で働くことを決心する。はじめは空港内に放置された旅客用のカート返却のデポジット金を稼ぐなどしていたが、やがて大工仕事の腕を買われターミナルの内装業として雇われる。空港職員とも打ち解けていき、清掃員のグプタや機内食サービスのエンリケなどと親しくなる。
空港の生活のなかで、キャビンアテンダントのアメリア・ウォーレンと出会う。恋人とうまくいっていなかったアメリアはビクターと親しくなる。ある日、ビクターは働いて得た賃金でアメリアを食事に誘う。空港の仲間たちのサポートもあって、空港内の展望デッキでディナーをともにすることができ、二人は意気投合する。その後、フライトから帰ってきたアメリアにビクターは工事中の水飲み場を改造した噴水を披露する(アメリアのお気に入りのナポレオンジョゼフィーヌに噴水を贈ったことにちなむ)。噴水は未完に終わったが、ビクターはアメリアに大切に持っていた缶詰を見せ、なぜ自分が空港でずっと待っているのかを明かす。
1958年、熱狂的なジャズファンだった、ビクターの父ディミタル・ナボルスキーは、ハンガリー新聞A Great Day in Harlem写真を見た。それはニューヨークのジャズミュージシャンたちの集合写真であった。ディミタルはその写真の57人のジャズプレイヤーにファンレターを送り、メンバー全員のサインを返信してもらい、それを缶詰に大切に保管していた。しかし、メンバーのひとりベニー・ゴルソンからは40年待ったにもかかわらず返事が来ず、やがてディミタルは他界してしまった。ディミタルが亡くなる前、ビクターは父に「必ずニューヨークへ行って、ベニー・ゴルソンのサインをこの缶に入れる」と約束した。父との約束を果たすためにビクターはJFK空港でずっと待っていたのだった。
その翌日、クラコウジアの内戦は終結する。喜ぶビクターのもとにアメリアが訪れ、コネで手に入れたアメリカに1日だけ入国できる特別ビザを渡した。ニューヨークへ行けることになったビクターの最後の障害となったのは、事あるごとに彼と対立してきたディクソンであった。ディクソンは特別ビザに必要な自身の署名を拒み、それどころか、ビクターの友人である空港職員たちの人事をたてにとり、ビクターに即刻クラコウジア行きの便に乗るように迫った。ニューヨーク行きを諦めてクラコウジアに帰ろうとしたビクターだったが、空港の仲間たちに背中を押され、不法入国ではあるが、ニューヨークへ行く決心をする。空港中の職員たちに見送られて、長らく住んだターミナルを後にし、ビクターはニューヨーク市街へと向かった。
ニューヨーク市街のラマダ・インを訪れたビクターは、ラウンジで演奏するベニー・ゴルソンと対面した。ついに、ベニー・ゴルソンのサインを手に入れたビクターは、ホテルを後にしてタクシーに乗り込んだ。ビクターは車内で最後のサインを缶詰に入れると、「どちらへ?」と尋ねた運転手に「家に帰るんだ」と応えたのであった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 The Terminal 」があります。




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