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クラゾメナイ
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クラゾメナイ
クラゾメナイ()は、イオニア同盟の一員だったイオニアの古代ギリシア都市。現在のトルコ、イズミル近郊のウルラにあたる。銀貨を鋳造した初期の都市の1つである。 == 位置 == クラゾメナイはアナトリア半島の西海岸、現在のウルラ (Ulra) にあたり、イズミル湾の南岸、イズミルの西方20マイルほどのところに位置していた。もともとはアナトリア本土にあったが、紀元前5世紀のイオニアの反乱のころアケメネス朝から逃れるために海岸にほど近い島に移転した。その後、アレクサンドロス3世が本土とつなぐ道を建設させた。都市には港があり、海に面した平野と南の低い丘に人々が居住していたが、市街地は徐々に移動していった。市街地の北にあった Karantina という島も歴史上のある時点からクラゾメナイの一部となっている。 == 神話 == クラゾメナイの主神はアポローンである。神話によれば、アポローンは白鳥に引かれたチャリオットに乗って、毎年冬になるとヒュペルボレイオスから南方へと渡ったという。クラゾメナイは白鳥の飛来地で、''klazo'' は野鳥が鳴くという意味の動詞と見られている。白鳥はアポローンの使いであり、クラゾメナイの名称との語呂合わせと見られる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クラゾメナイ」の詳細全文を読む
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