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クラッシャー上司(クラッシャーじょうし)とは、労働問題にまつわる用語の1つ。気分の浮き沈みが激しく、部下のミスを執拗に責め、あるいは暴言を吐いたりして次々に部下を鬱と休職や退職に追い込むなど、その言動で部下を次々と潰してしまう上司のことを指す〔部下を潰して出世するクラッシャー上司は 「人格の未成熟さ」を抱えた危険な存在 - ダイヤモンド・オンライン〕。 元・東京慈恵会医科大学精神科教授の牛島定信と筑波大学社会医学系教授の松崎一葉が命名した。 == 概要 == 言葉の暴力で部下を威圧し、執拗に攻め立てることにより自身の部署内の存在感を示そうとしたり、組織内での自己保身を図る〔怒鳴る上司は扱いやすい 「気の弱さ」見抜き対処 〕。自身に非があったとしても、それを認めることが絶対にできない性格であり、自身の非を指摘された場合は脅迫まがいの攻撃性を他者に向ける。職場で問題が起こった場合には、代わりに部下などを徹底的に責めることで自身の立場を守ろうとする〔。業務能力自体は高い事も多く、クライアントや上司との間に問題が生じても、仕事量や論理構築能力(弁舌の能力)や過去の業務経験を利用して徹底的に論破し相手を黙らせ、マインドコントロールすることで物事の捉え方まで上司と同じになるように変えさせて強引に解決する能力も持つ。しかし、自分はその様な問題に陥った時でも不適応状態に陥ることはないため、目下の者に膨大な論理を使って説得を繰り返し、他人や部下を不適応に追い込んでしまう傾向が見られる〔。かくして、部下として配属された者は日常的に強烈なプレッシャーとストレスに苛まされ、次々と心を病んで辞職して行く〔。 人格が未成熟であり、極めて高いプライドを持つ反面、精神的に傷つきやすく気の小さい人物に多いとされ〔、このような人物には、自身が鬱病に追い込んだ人数を武勇伝のように誇ったり、家庭においても配偶者を鬱に追い込んだりするなどの問題行動を起こしている場合が頻繁に見られる〔「クラッシャー上司」 〕。 企業コンプライアンスの重要性が広く知られる以前の時代の会社組織では、この様な人物は「モーレツ社員」の一種として扱われ、組織内部の必要悪として黙認され、往々に社内で出世を果たしたタイプであった〔。しかし、現在では貴重な人材を次々と食い潰すこのような人物の存在が組織に与える害悪が認識されており、部下を次々と潰してしまうクラッシャー上司の存在がパワーハラスメントとして問題視されるようになり、得てして退職者などにより「ブラック企業」という企業全体を問題視する表現と密接に結び付けられて語られる傾向が見られる様になった。ひいては企業が地元やインターネット上などで「ブラック企業」呼ばわりされる一因にもなりかねないため、企業にとってはコンプライアンスやリスクマネジメントの推進、企業イメージの維持などの観点で障害と成り得る存在である。だが、「クラッシャー上司」本人自体は個人的な職務や営業実績という評価査定や人事考課に係る部分だけを見れば優秀な「やり手」ということも多く、得てして、その能力の高さや言葉の強さゆえに上司や同格の同僚も迂闊に手を出せず、対処に苦慮している間に、部内の雰囲気が著しく悪化したり、その人物が出世してしまい他の部署や管理職などさらに組織の広範囲にハラスメントを振りまくなど、結果的に放置したことで企業・組織にとってもより深刻な事態に発展してしまうことも起きる〔など、時として会社組織にとって非常に悩ましい存在となることもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クラッシャー上司」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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