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クラテロス : ミニ英和和英辞書
クラテロス[てろ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

テロ : [てろ]
 【名詞】 1. (abbr) terror 2. terrorism 3. (P), (n) (abbr) terror/terrorism

クラテロス : ウィキペディア日本語版
クラテロス[てろ]

クラテロス(、ラテン文字転記:Crateros、紀元前370年頃 - 紀元前321年)はアレクサンドロス3世に仕えたマケドニア王国将軍である。クラテロスはアレクサンドロス(大王とは別人)の子で、兄弟にはアンポテロスがいる〔アッリアノス, I. 25〕。
== アレクサンドロスの下で ==

クラテロスはアレクサンドロス3世の東征に参加し、グラニコス川の戦いイッソスの戦いガウガメラの戦いといった主要な会戦では重装歩兵部隊を指揮した〔ibid, I. 14, II. 8, III. 11〕〔ディオドロス, XVII. 57〕。紀元前332年テュロス包囲戦ではプニュタゴラスと共に艦隊を率いた〔アッリアノス, II. 8〕。
ヒュルカニアタプリア人(紀元前330年)、ソグディアナカタネスアウスタネス(ともにパライタケネ地方の豪族)に対して(紀元前327年)といった風に、クラテロスは幾度も別働隊を率いており、王の信頼厚い将軍の一人でもあった〔アッリアノス, III. 23, IV. 22〕。パルメニオンの死後は東征軍の副将格となった。紀元前326年ヒュダスペス川の戦いでは対岸で別働隊を指揮した〔ibid, V. 18〕。帰路ではクラテロスは別働隊を率いて王が沿岸を進んだのに対して内陸経由でカルマニアまで向い、同地で王の部隊と合流した〔ibid, VI. 15, 27〕。
紀元前324年のスサでの集団結婚式でクラテロスはペルシア王ダレイオス3世の弟オクシュアトレスの娘のアマストリネを娶った〔ibid, VII. 4〕。その後、クラテロスはポリュペルコンと共に退役兵11500を引率してマケドニア本国に帰す任についた(その後はアンティパトロスの摂政位を本国で継承することを約されていた)〔ibid, VII. 12〕〔クルティウス, X. 4. 3〕。しかし、その任についている間にアレクサンドロスはバビロンで病死した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クラテロス」の詳細全文を読む




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