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性器クラミジア感染症(せいきクラミジアかんせんしょう)は、クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)により発生する性行為感染症 (STD)。女性不妊だけで無く男性不妊との関連性も指摘されている〔徳田倫章ほか、男性不妊症におけるクラミジア感染症 血清抗クラミジア抗体検査の有用性 日本泌尿器科学会雑誌 Vol.90 (1999) No.6 P608-613〕。 == 疫学 == ;日本国内 2007年には、高校生の13.4%が感染しているとの報告があり〔今井博久、高校生のクラミジア感染症の蔓延状況と予防対策 日化療会誌 55 (2): 135-142, 2007〕10代の若者への感染の蔓延が懸念されている。更に、2013年10月から2014年3月までに全国の産科施設を受診した妊婦32万5771例を対象とした検査によれば、2.4%が感染していたと報告されている〔全国の妊婦32.6万例の大規模調査で判明 妊婦の2.4%に性器クラミジア感染症 日経メディカルオンライン 記事:2015年4月13日 閲覧:2015年9月15日〕。 * 19歳以下:15.3%、20 - 24歳:7.3%、25 - 29歳:2.2%、30 - 34歳:1.2%、35 - 39歳:0.8%、40歳以上:0.9% この感染率は欧米と比べて高く、先進諸国のなかで最も感染が拡大している可能性が指摘されている〔。 米国で2008 - 2010年に医師がクラミジア検査が必要であると判断した妊婦約60万例の結果では、 * 19歳以下:9.6%、20 - 24歳:5.2%、25 - 29歳:1.8%、30 - 34歳:0.9%、35 - 39歳:0.6% とされており、各年齢層共に日本の感染率が高い。また、都道府県によるバラツキが大きい事が報告されている〔全国の都道府県別流行状況(性器クラミジア感染症) 広島市 健康福祉局 衛生研究所〕。しかし、大流行とも言える状態にあるも関わらず、公衆衛生行政が積極的な関心を示していない事に危機感を示す医師もいる〔熊本悦明、南邦宏、若者を性感染症から守る 若い女性における性感染症の大流行―クラミジア感染症を中心に 公衆衛生 72巻 6号 pp. 436-443〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「性器クラミジア感染症」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Chlamydia infection 」があります。 スポンサード リンク
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