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クリスティ・マクニコル(Kristy McNichol、1962年9月11日 - )は、アメリカ合衆国の女優。1970年代後半から1980年代初頭にアメリカや日本などにおいてアイドル的な人気を博した。 == 経歴 == 家族の友人に『アイ・ラブ・ルーシー』のデジ・アーナズがいたことから、そのつてで1970年ごろから兄のジミー・マクニコルと共に子役としてテレビコマーシャルなどに出演し始めた。マクニコルを一躍有名にしたのは1976年から放映されたテレビシリーズ『ファミリー/愛の肖像』での次女役である。1977年と1979年のエミー賞で最優秀助演女優賞を、1980年のピープルズ・チョイス・アワードでは「最も人気のある若手女優賞」を獲得した。この1980年まで制作されたテレビシリーズによってティーン・アイドルとなった彼女は、カーペンターズのクリスマス特番に出演したことがきっかけで、兄のジミーと兄妹デュオを結成し、アルバムもリリースしている。この頃から映画にも進出、1981年にはアメリカで最も高額なギャラを受け取っている女優の一人、と報道された。同年の映画『泣かないで』では1982年のゴールデングローブ賞にノミネートされ、同年度のヤング・アーティスト・アワードでは受賞を果たしている。 18歳頃から過労や生活の一部であった『ファミリー/愛の肖像』の終了、『パイレーツ・ムービー』などへの厳しい評価等が原因で精神的に不安定となり(双極性障害ともいわれている)、1983年に〔Kristy's Crisis ピープル、1983年5月9日号〕『クリスティ・マクニコルの白いロマンス』の撮影を続けられなくなるほど苦しむようになる〔Kristy McNichol - Bipolar Disorder Derailed Her Career bipolar.about.com、2011年10月31日〕。1980年代半ばに一時休養。1988年にカムバックする〔'I Was Crying All the Time' ピープル、1989年4月3日号〕。とりわけテレビのホームコメディーシリーズ『Empty Nest』での主役の一人である次女役は特筆すべきもので、アメリカでは彼女の本格的なカムバックを歓迎する報道が多く見られ、後に彼女のキャリアを回顧した際にはティーンアイドル時代以外での代表作に挙げられるものだが、1992年に鬱症状のため番組を降板(1995年の最終回には出演した)〔Entertainment Tonight: Whatever happened to your favorite TV stars? Empty Nest Online〕。再び表立った活動は少なくなり、2001年には正式に引退を宣言した。その後は演技学校で教えたり、チャリティ活動への専念が報じられている。 私生活ではアイドル全盛の頃にやはり人気アイドルだったレイフ・ギャレットとの交際が報道されたこともあったが、2012年に同性愛をカミングアウトしている〔「リトル・ダーリング」クリスティ・マクニコルが同性愛をカミングアウト 映画コム、2012年1月10日 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クリスティ・マクニコル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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