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クリスマス切手(-きって)とは、クリスマス・カードを送る郵便物に貼るための切手である。多くの諸国で発行されており、利用期間に制限はないが、通常10月前半から12月前半にかけて相当な数量が印刷・販売される。 == 概要 == 日本においてグリーティングカードを送る郵便物に貼る切手としては、年賀切手や慶事切手などがあるが、多くの国で発行される切手としてクリスマス切手がある。 最初のクリスマス切手とされるものは、1898年にカナダが発行した大英帝国の領土を描いた切手である。本来は記念切手であったが、図案の下部に「クリスマス1898」の文字があるためである。 単発のクリスマス切手としては、1937年にオーストリアが発行したバラと十二宮がデザインされた「クリスマスグリーティングスタンプ」や、1939年にブラジルが発行した寄附金付切手もしくは1941年と1943年にハンガリーで発行されたキリスト降誕を表現する切手なども上げられるが、いずれも単発の記念切手とされている。 世界各国で毎年のように発行されるようになったのは1950年代以降である。1951年にキューバでクリスマス切手が発行されたのを皮切りに 1954年にハイチ、1955年にはスペインとルクセンブルクで発行され、1957年にオーストラリアと韓国、リヒテンシュタインで発行された。 1960年代以降は、クリスマス切手を毎年発行する習慣が世界各国で定着した。1990年代までには、160ヶ国で毎年クリスマスの切手を発行するようになった。多くはキリスト教徒が多い国であり、イスラム教徒の多い国では発行されることはない。ただし1995年以来パレスチナ自治政府がクリスマス切手を発行している例外もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クリスマス切手」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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