|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
クリソプレーズ( または )は、宝石の名前。緑玉髄(りょくぎょくずい)ともいう。玉髄(カルセドニー、繊維状の石英)の一種である。 == 産出地 == クリソプレーズのよく知られた産地としては、オーストラリアのクイーンズランド州、西オーストラリア州、ドイツ、ポーランド、ロシア、アメリカ合衆国のアリゾナ州、カリフォルニア州、他にブラジルが挙げられる。 クリソプレーズは、ニッケルを含んだ蛇紋岩や他の超塩基性岩が、激しく風化したりラテライト化したりするところから生じる。オーストラリアの鉱床では、クリソプレーズは、菱苦土鉱(マグネサイト)の豊富な腐食岩石が、鉄と二酸化ケイ素の下になったところで、茶色の針鉄鉱や他の酸化鉄と共に、鉱脈や小塊となって生じる。 == 性質・特徴 == モース硬度は6ないし7であり、劈開性を持つ。 クリソプレーズはであり、非常に微細な結晶からなるため、通常の倍率では、はっきりした微分子として観察し得ない。この点において、クリソプレーズは、紫水晶(アメジスト)や黄水晶(シトリン)など、その他の水晶類と性格を異にする。これらの水晶類は基本的に透明であるが、六角の水晶の結晶からなることが容易に観察できるのである。他に隠微晶質を持つ玉髄には、瑪瑙、カーネリアン、オニキスがある。 多くの不透明な水晶類とは異なり、クリソプレーズを価値あるものとするのは、模様の出かたよりむしろその色である。その色は、通常は黄緑色だが、深緑色のものもある。エメラルドの美しい緑色はクロムを含有するためであるが、クリソプレーズの色はエメラルドとは異なり、その構造に含まれる微量のニッケルによるものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クリソプレーズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|