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クリューセース : ミニ英和和英辞書
クリューセース[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

クリューセース : ウィキペディア日本語版
クリューセース[ちょうおん]

クリューセース()は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してクリュセスとも表記される。複数の人物が知られており、それらは、
*アポローン神官
*クリューセーイスの子
*ミーノースの子
*ミニュアースの父
である。以下に順に説明する。
== アポローンの神官 ==
このクリューセースは、クリューセー市のアポローンの神官で、娘クリューセーイスの父。
トロイア戦争の際、娘がギリシア軍の捕虜となったため、クリューセースは身代金を持ってギリシアの陣地を訪れ、娘の解放を乞ったが、クリューセーイスを手放したがらないアガメムノーンは彼を乱暴に追い返した。このためクリューセースはアポローンに祈りを捧げ、ギリシア軍に報復することを願うと、アポローンは怒ってギリシア軍に対し9日間死の矢を降らせ、多くのギリシア兵が疫病で死んだ。アガメムノーンはしぶしぶクリューセーイスを返すことに同意したが、代わりにアキレウスの捕虜ブリーセーイスを奪ったため、怒ったアキレウスは戦場に出ることを拒否した。オデュッセウスが船で娘を返しに来ると、クリューセースはアポローンに犠牲を捧げ、怒りを解くことを願ったので、ギリシア軍は疫病から解放された〔『イーリアス』1巻。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クリューセース」の詳細全文を読む




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