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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
クリームヒルト (ドイツ語:Kriemhild)は『ニーベルンゲンの歌』に登場する英雄ジークフリートの妻。物語の前半と後半で人格が著しく変わっているが、これはもともと二人の異なる人物をまとめたため起こったのではないか、との説がある(後述)。 == ニーベルンゲンの歌 == === 前半 === ブルグント王グンターはイースラントの女王ブリュンヒルデと、グンターの妹であるクリームヒルトはニーデルランドの王子ジークフリートと結婚し、平穏に暮らしていた。しかし、ブルグント王妃ブリュンヒルトは義妹のクリームヒルトが自分に対して横柄な態度を取るのが気に入らず、ある日口論となった。彼女たちは「どちらの夫の方が偉大であるか」を巡って激しく言い争うが、このときクリームヒルトはグンター王がブリュンヒルトに求婚する際ジークフリートの手を借りた事を暴露してしまう。名誉を激しく傷つけられたブリュンヒルトは復讐としてジークフリートの暗殺を決意し、グンター王の側近ハーゲンによりジークフリートは背中の急所から心臓を刺され殺される。 クリームヒルトはジークフリートの遺産であるニーベルンゲンの財宝を得て、これを貴賤を問わず惜しみなく施し人臣の人気を博した。しかしハーゲンは財宝で彼女が兵を雇い復讐を成すのではないかと警戒し、グンター王に讒言してニーベルンゲンの財宝をライン川の底へ隠匿してしまった。クリームヒルトはジークフリートの死後、13年たっても喪服を着続け、嘆き悲しんで暮らした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クリームヒルト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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