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バーバラ・パーマー(Barbara Palmer, 1641年 - 1709年10月9日)、旧姓名バーバラ・ヴィリアーズ(Barbara Villiers)は、17世紀イングランドの女性でカースルメイン伯爵ロジャー・パーマーの妻。ヴィリアーズ家出身。イングランド王チャールズ2世の寵姫で、(初代)クリーヴランド公爵夫人(1st Duchess of Cleveland)に叙された。 ==生涯== ===チャールズ2世の寵姫となるまで=== 1641年にグラディソン子爵ウィリアム・ヴィリアーズの娘として生まれた。イングランド王ジェームズ1世・チャールズ1世父子の下で権勢を振るった初代バッキンガム公ジョージ・ヴィリアーズは祖父エドワード・ヴィリアーズの弟で大叔父、同名の息子でCabalに加わりチャールズ2世の側近となった第2代バッキンガム公ジョージ・ヴィリアーズは従叔父、ジャージー伯エドワード・ヴィリアーズは従弟に当たる。 バーバラは1656年に、乱暴で放蕩者として評判が悪かった8歳年上のチェスターフィールド伯フィリップ・スタンホープと恋仲になった。こんな彼女を持て余した親戚は、結婚させて落ち着かせようと、1659年に下級外務官僚のロジャー・パーマーと結婚させた。しかし、結婚してからもバーバラとチェスターフィールド伯との関係は続いていた。 1660年にバーバラは、ブルッヘの亡命宮廷でチャールズ2世と出会った。夫パーマーは熱烈な王党派で、チャールズ2世の許へ忠誠を誓いに駆けつけていた。その時、彼女も夫に同行していた。黒髪の美しいバーバラに、たちまち王は夢中になった。チャールズ2世は寵姫の夫という事で、1661年にパーマーをカースルメイン伯爵に叙した。この叙位をパーマーは喜んだ。バーバラは同年にアンを生んだ。しかし、この子供の父親は誰なのかはっきりとはせず、チャールズ2世はこの子供を自分の娘として認知する事を拒否した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バーバラ・パーマー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Barbara Palmer, 1st Duchess of Cleveland 」があります。 スポンサード リンク
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