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クレイモア()は、スコットランド人が使用した剣である。 語源はスコットランド・ゲール語の「大きな剣」を意味する"claidheamh mór(クラゼヴォ・モル、現代スコットランド・ゲール語ではクライァヴ・モール)"から〔スコットランド・ゲール語由来の英単語一覧(英語)〕。 == 概要 == この名で呼ばれる剣は2種存在する。 1つは、14世紀から17世紀にかけて使用されていた両手持ちの大剣で、スコットランド高地人(ハイランダー)が氏族(クラン)間抗争やイングランドとの戦争で使用した。当時のヨーロッパにおける両手用剣としては小ぶりで、素早い剣の動きが恐れられた。 1メートルほどの刀身を持ち、鍔は刃に向かって傾斜した形で左右に大きく張り出しており、先端には飾りの輪が複数ついている。飾輪は主に四葉の形をしており、見た目上の大きな特徴ともなっている。 もう1つは、18世紀より使われだした篭柄(basket hilt)の片手用刀剣である。ブロードソードの一種で、バスケットヒルテッド・ソード(''Basket-hilted Sword'')、バックソード(''BackSword'')とも呼ばれ、サーベルに近いものである。スコットランド人部隊で好んで用いられ、第二次世界大戦でも用いられた。 ロシア帝国の騎兵部隊でも同様の様式のものが用いられており、ロシア語ではパラーシュ(、ローマ文字:)と呼ばれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クレイモア」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Claymore 」があります。 スポンサード リンク
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