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クレゾールフタレイン : ミニ英和和英辞書
クレゾールフタレイン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

クレゾールフタレイン : ウィキペディア日本語版
クレゾールフタレイン[ちょうおん]

''o''-クレゾールフタレイン() は中和滴定に用いられる酸塩基指示薬である。水に不溶だが、エタノールには溶ける。pH8.2までは無色だが、9.8より大きい範囲では紫色になる。定量分析にも利用され、''o''-クレゾールフタレイン存在下での吸着ストリッピングボルタンメトリーによって痕跡量のタリウム定量分析することがでる。その検出限界は60 ng〔J. Wang and J.M. Lu, "ADSORPTIVE STRIPPING VOLTAMMETRY OF TRACE THALLIUM", Analytica chimica acta, 282(2), 1993, pp. 329-333〕。'o''-クレゾールフタレイン() は中和滴定に用いられる酸塩基指示薬である。水に不溶だが、エタノールには溶ける。pH8.2までは無色だが、9.8より大きい範囲では紫色になる。定量分析にも利用され、''o''-クレゾールフタレイン存在下での吸着ストリッピングボルタンメトリーによって痕跡量のタリウム定量分析することがでる。その検出限界は60 ng〔J. Wang and J.M. Lu, "ADSORPTIVE STRIPPING VOLTAMMETRY OF TRACE THALLIUM", Analytica chimica acta, 282(2), 1993, pp. 329-333〕。
'o''-クレゾールフタレイン() は中和滴定に用いられる酸塩基指示薬である。水に不溶だが、エタノールには溶ける。pH8.2までは無色だが、9.8より大きい範囲では紫色になる。定量分析にも利用され、''o''-クレゾールフタレイン存在下での吸着ストリッピングボルタンメトリーによって痕跡量のタリウム定量分析することがでる。その検出限界は60 ng〔J. Wang and J.M. Lu, "ADSORPTIVE STRIPPING VOLTAMMETRY OF TRACE THALLIUM", Analytica chimica acta, 282(2), 1993, pp. 329-333〕。
== 誘導体 ==
カルシウムの定量分析における代表的な発色試薬である''o''-クレゾールフタレインコンプレクソンは、''o''-クレゾールフタレインとイミノ二酢酸から合成される。
''o''-クレゾールフタレインを亜鉛で還元することで得られる''o''-クレゾールフタリンは、吸光光度法によるシアンの定量分析に利用される。''o''-クレゾールフタリンはシアンの存在下で(II)イオンを還元して銅(I)イオンにすると共に自身は酸化されて''o''-クレゾールフタレインに戻るという反応を起こす。このようにしてシアンの含有量に対応して生成した''o''-クレゾールフタレインはpH9.8以上のアルカリ条件下で発色するので、その発色度合いを吸光光度計で測定することで定量される。最大吸収波長は568 nm、モル吸光係数6.5×104変動係数5.5 %の際の定量限界はシアンイオンとして0.5 μg。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クレゾールフタレイン」の詳細全文を読む




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