|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
クレディ・スイスはチューリッヒに本社を置く、世界最大規模の金融コングロマリット(ユニバーサル・バンク)。プライベート・バンキング、インベストメント・バンキング、アセット・マネジメントの3部門から成り立ち、証券・投資銀行業務、富裕層向け資産管理業務、資産運用業務などを行う。クレディ・スイス・グループAGはスイス及びニューヨークで上場。UBS、ドイツ銀行、バークレイズ、BNPパリバなどとともにグローバルに大規模な事業展開をする欧州系投資銀行の一角を成しているほか、米大手投資銀行ファースト・ボストンやドナルドソン・ラフキン&ジェンレットの買収を経て米国での地位も確固たるものとしている。日本では他の外資系投資銀行と同様の法人向けインベストメント・バンキングサービスを提供するほか、運用資産10億円以上を対象とする超富裕層向けプライベート・バンキングサービスを提供。 == 沿革 == * 1856年 - クレディ・スイスがチューリッヒで設立される。 * 1932年 - ザ・ファースト・ナショナル・バンク・オブ・ボストンの子会社としてザ・ファースト・ボストン・コーポレーションを設立。 * 1940年 - 初の国外支店をニューヨークに設置。 * 1971年 - クリフォード・アービング、エディス・アービング夫妻の訴訟事件をめぐって、マグロウヒル社からの訴えにより裁判所から口座情報の開示を求められる〔ロバート・キンズマン 佐藤隆夫訳 『スイス銀行のすべて』 日本経済新聞社 P18-22〕。 * 1972年 - ファースト・ボストン東京駐在員事務所開設。 * 1977年 - クレディ・スイス銀行東京支店を設置。スイス国内ではイタリアのコモで国境を接するキアッソ(Chiasso)の支店で、店長エルンスト・クールマイヤーがイタリア人顧客と通じ、巨額の保証をつけた22億スイスフランをリヒテンシュタインの金融専門会社テクソン(1861年創業)へ融資、これをテクソンがイタリア系の企業群に転貸し焦げつかせる〔C・ビュッヘンバッハ 織田正雄/倉田勝弘訳 『スイス銀行の秘密』 東洋経済新報社 1979年 クレディ・スイス、キアッソ事件〕。 * 1978年 - ザ・ファースト・ボストン・コーポレーションとの提携開始。 * 1985年 - ファースト・ボストン証券会社東京支店を設置。 * 1988年 - 米大手投資銀行ザ・ファースト・ボストン・コーポレーションを買収。ユーロ市場中心から世界市場をカバーする投資銀行体制に移行。 * 1998年 - LTCMの救済融資に参加。 * 2000年 - ドナルドソン・ラフキン&ジェンレット(DLJ)を買収。 * 2006年 - グループ内の銀行部門の完全統合により、新生クレディ・スイスが発足。 * 2007年-2010年 - FRBから2620億ドルのベイルアウトを受ける。 * 2014年 - 米国人顧客による所得税の脱税をほう助するために共謀した罪で略式起訴される〔ブルームバーグ クレディS、顧客の脱税ほう助で有罪認定-26億ドル支払いへ 2014/05/20 10:24 JST〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クレディ・スイス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Credit Suisse 」があります。 スポンサード リンク
|