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クレメンス・ノン・パパ
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クレメンス・ノン・パパ : ウィキペディア日本語版 | クレメンス・ノン・パパ
クレメンス・ノン・パパ(Jacob Clemens non Papa)は盛期ルネサンスのフランドル楽派の作曲家。実名ジャック・クレマン (Jacques Clément)。流行のさまざまな様式によって多くの作品を残す。とりわけオランダ語による詩篇唱の編曲集が有名。 ==生涯== 生い立ちについては不明であり、成熟期に関する詳細さえ全貌はつかめない。生年については、1510年から1515年の間とされている。おそらくオランダのゼーラントに生まれたようだが、証拠文書はこれと矛盾することを伝えている。それでも現在のベルギーかオランダの出身なのは間違いない。1544年頃にブルッヘの聖堂に勤務し、その直後にアントウェルペンの楽譜出版社のティールマン・スザートと取引関係に入る。1545年から1549年まで、おそらく神聖ローマ帝国皇帝カール5世の宮廷礼拝堂の楽長を務め、ゴンベールの前任者であったらしい。1550年にはスヘルトーヘンボスのマリア修道会に勤務。ライデンなどでも居住・活動した可能性がある。伝えるところによると、同時代に興ったプロテスタントに興味を寄せていたらしい。1555年または1556年に逝去。 「ノン・パパ」という呼び名は、ローマ教皇クレメンス7世と区別するため「パパ(教皇)ではない」と付け加えたとする説があるが、この教皇は1534年に没しており、1546年より前に出版された曲集には「ノン・パパ」の表示はない。したがって彼が一時住んだ西フランドルの詩人ヤコブス・パパと区別するためとする説が有力である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クレメンス・ノン・パパ」の詳細全文を読む
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