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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
クレームブリュレ()は、カスタードプディングと似たデザート。フランス語で「焦がしたクリーム」という名称のとおり、カスタードの上面には、砂糖をグリルやバーナーで焦がした、硬いカラメルの層が乗っている。通常はラメキンの皿に卵液を流し込んで調理し、固まったカスタードの上に砂糖をふりかけて焦がし、器のまま冷して供される。 クレームブリュレのカスタードはクリームと卵黄から作られるため、普通のカスタードプディングよりもねっとりと柔らかく、濃厚な味わいに仕上がる。通常はバニラ味であるが、チョコレートや酒、フルーツ等で味付けしたものもある。また、客の目の前でカスタードに振りかけた酒に点火し、フランベしてカラメル層を作ることもある。 クリームブリュレと呼ばれることがあるが、正しくはフランス語読みのクレームブリュレである。 == 歴史 == 正確な起源は分からないが、フランソワ・マシアロ(François Massialot)の1691年の料理書にレシピが初出する〔 French 1691 recipe with historical notes 〕。この本の英訳版でも、フランス語名がそのまま使われた。しかし、1731年に出版されたマシアロの『宮廷とブルジョワジーの料理』(''Cuisinier roial et bourgeois'')では、同じレシピながら名前が「クレームブリュレ」から「クレーム・アングレーズ」(crème anglaise)に変わっている〔Harold McGee, ''On Food and Cooking: The Science and Lore of the Kitchen'' (Simon and Shuster) 2004:97; McGee notes "An English model for 'English cream' hasn't yet been unearthed."〕(現代のクレーム・アングレーズはカスタードソースである)。18世紀初期には、このデザートは英語で、フランス語の名称の直訳からバーント・クリーム(burnt cream)と呼ばれていた。 イギリスでは、クレームブリュレは地域によって「トリニティ・クリーム(Trinity Cream)や「ケンブリッジ・バーント・クリーム」(Cambridge burnt cream)と呼ばれていたように、ケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジで紹介されたとされる〔Florence White, quoted in Davidson, ''s.v.'' crème brûlée;〕。しかし、イギリスにもっと早くから伝わっていたとする料理書もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クレームブリュレ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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