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クロス現像(クロスげんぞう)、クロスプロセス(, 略称)は、銀塩写真フィルム(銀塩写真・写真フィルムを参照)、特にカラーのそれの処理において、リバーサルフィルムをネガ現像の工程で、あるいはネガフィルムをリバーサル現像の工程で現像する方法である〔、2011年12月7日閲覧。〕。色合いやコントラストに本来と異なる像が現れることを意図する手法である〔。白黒ネガフィルムを白黒リバーサル現像することは、カラーの場合ほど特殊な意味は無いので、特に「クロス現像」と呼ぶことはあまりない(→白黒リバーサルフィルム)。 == 略歴・概要 == クロス現像のもつ効果は、コダックの指定する標準的な現像方法であった(カラーネガ現像)と(カラーリバーサル現像)の時代、少なくとも1960年代には、多数の異なる写真家たちがそれぞれべつべつに発見している。『ナショナルジオグラフィック』に掲載された、宇宙飛行士のアラン・シェパードによりで撮られた写真が、C-22現像されたものであった。この写真は、マスキングされ修正されて『ライフ』と『ナショナルジオグラフィック』の両誌に掲載された。 現在では、ネガ現像ではC-22現像に代わり一般的となったC-41現像、ポジ現像ではE-4現像に代わり一般的となったE-6現像が使われる。 一般に、クロス現像の結果は基本的に次のようになる。 * カラーリバーサルフィルムでC-41現像を行うと、リバーサルフィルムの無色フィルムベースの上にネガ像が得られる。 * カラーネガフィルムでE-6現像を行うと、ネガフィルムのオレンジ色フィルムベースの上にポジ像が得られる。 クロス現像は、ファッション写真やミュージシャンを撮影した写真にみられ、ブームによって注目された。2005年(平成17年)公開、トニー・スコット監督の映画『ドミノ』は、カラーリバーサルフィルムで撮影され、クロス現像処理されている〔''Domino'' DVD (2005) , Stella Papamichael, BBC , 2011年12月7日閲覧。〕。ジェイムズ・イーヴズととが共同監督した『ヘルブリーダー』(''Hellbreeder'', 2004年、日本未公開)でも、カラーリバーサルフィルムで撮影され、クロス現像処理されている〔''Hellbreeder''/trivia , インターネット・ムービー・データベース , 2011年12月7日閲覧。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クロス現像」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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