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クロタチカマス科(学名:)は、スズキ目サバ亜目に所属する魚類の分類群の一つ。クロタチカマス・アブラソコムツなど、中層遊泳性の深海魚を中心に16属24種が所属する〔『Fishes of the World Fourth Edition』 p.431〕。 == 概要 == クロタチカマス科の魚類はすべて海水魚で、熱帯・亜熱帯から温帯海域にかけての深海に広く分布する〔。中深層(水深200-1,000m)を主な生息範囲とし、海底から離れた中層を遊泳して生活する種類が多い。 本科の仲間は体長数十cmから2m近くに達する中・大型の魚類で、資源量の多い一部の種類は食用として利用される。一方で深海での浮力確保のため体に多量のワックスを含む種類もあり、バラムツ・アブラソコムツは日本では食用としての販売が禁止されている〔厚生省通達(昭和45年9月4日付 環乳第83号および昭和56年1月10日付 環乳第2号)〕。 体は細長く、左右にやや平たく側扁するものから、円筒形に近いものまでさまざま。下顎は上顎よりもやや長く突き出ている。主上顎骨が露出し、歯は長く鋭い〔。 本科魚類は明瞭な尾鰭をもち、近縁のタチウオ科との重要な鑑別点となっている〔。胸鰭は体側の低い位置にある。腹鰭は退縮傾向が強く、1本の棘条しかもたないものや、カゴカマスなどほとんど消失した種類もある。臀鰭の棘条は1-3本、軟条は8-35本。背鰭と臀鰭の後方には小離鰭が存在する。椎骨は32-58個。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クロタチカマス科」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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